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日本シリーズ第6戦(11月2日)

2013.11.03 [ 小西 政広 ]

普段は野球を観ませんが,今年は楽天に勝って欲しいなと思い,クライマックスシリーズから,結果を注視していました。

昨日はもしかすると優勝が決まるのではないかとということで,5回から観ました。

丁度追いつかれ,逆転となってしまいました。

私が見始めたことと因果関係がないことを祈るばかりですが,昨日の試合で田中投手を起用することについては,どうかなと思いました。

投手が中何日あけるのがベストとか,そういう詳しいことはわかりません。

しかし,3勝2敗の状況で,無敗のエースを起用するというのは,今日負けると苦しいから,何とか逃げ切りたい,という楽天の弱気が窺えてしまってなりませんでした。

私はテニスをずっとやってきましたが,「早く勝ちたい」と言う気持ちは,いつも勝利を遠ざけるものだったと思います。「最後までじっくりやってやる」という肚ができている時は,勝利目前でもプレーが小さくなることもありませんでした。

3勝3敗の状況の方が,田中投手が力を発揮できたような気もします。

今日の最終戦,楽しみです。

リーガルハイはおもしろいけど

2013.11.03 [ 齋藤 健太郎 ]

前のシーズンから欠かさず観てます。
結構テーマも面白いし演出もなかなかだしなにより堺雅人さんの演技が良いですよね。

でも今週のお隣さんとの問題については少し疑問が残りました。

以下ネタバレありなので注意!

揉めてた隣人Aが園芸用?のハサミを持ってBに苦情を言いに来る。それをインターホンのモニターで見たBがなぜかおそれおののいてゴルフクラブを持って外に出て襲いかかったところ,Aが誤ってハサミでBを刺してしまうというストーリー

うーんこれはまずBが殺人未遂罪に問われるでしょ
外にいて脅してるわけでもないのに外に出てゴルフクラブで殴ろうとするとかやば過ぎです。
でもドラマではなぜかAが刑事事件となり正当防衛で無罪。
そりゃそうだ。むしろ被害者でしょう。

なのにAは民事で損害賠償を請求されてしまい、コミカド先生の力で厳しい和解に応じることに。
まあAも,実は反撃するのを期待していたり,現住建造物放火という重罪を犯していることが発覚しているので問題はあるんですけどね。
まさか火事の被害について保険金請求してないですよね。
してたら詐欺罪もついてきます。

ちなみに,リーガル・ハイってもしかして堺雅人さんの演じたクライマーズ・ハイのパロディなんでしょうか?
いまさら気がつきました。


ロスジェネ

2013.11.02 [ 小西 政広 ]

僕はロスジェネ世代に属するようです。

半沢直樹続編,『ロスジェネの逆襲』を読みました。

やられたら,やり返す。

とはいうものの,今作では上司の背中を見せるというところに主眼が置かれたものと感じました。

若干落ち着いた半沢直樹。

しかし,半沢直樹の,仕事に対する信念がより固まっているように思えて,読んでいて胸が熱くなるフレーズがたくさんでてきました。

「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき,人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで,卑屈で,身勝手な都合で醜く歪んでいく。」


交通事故の過失割合

2013.11.02 [ 神村 岡 ]

車を運転しているとき、交通事故の過失割合について考えることがあります。

例えば、両側に車が並ぶ駐車場の通路を走っていて、「駐車スペースからいきなり車が出てきてぶつかったら自分にも過失があるということになってしまうんだよな」と思ったり、交差道路に一時停止の標識がある(自分は停止しなくともよい)交差点に差しかかったときに、「交差道路を走ってきた車が一時停止を無視して自分と衝突した場合でも、自分にも少しは過失があるということになってしまうな」と思ったりという具合です。

交通事故の過失割合については事故類型ごとの過失割合をまとめた冊子が存在し(保険会社や法律家は概ねそれに従っています)、事故類型ごとの基本的な過失割合と、このような場合には基本的な過失割合に修正を加えるという修正要素が記載されています。

先の例では、一時停止の標識がある交差点での事故の場合、一時停止標識がある方の基本的な過失は8割ということになっています。そして、一時停止の標識のある方が一時停止をしなかった場合、後から交差点に入ってぶつかった場合などには一時停止の標識のある方の過失が加重されることになります。ただ、なかなか0:100という結論にはなりません。

しかし、基準に従うと過失割合は0:100にならないが、一方はルールを守って運転していて、どうしても事故を避けることができなかったということはありえます。

そのような場合にいかに実態を反映した過失割合で解決するか。そのあたりは弁護士の腕の見せ所のひとつです。


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