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北海道新幹線に乗車しました

2016.08.12 [ 神村 岡 ]

帰省のため,新函館北斗から仙台まで北海道新幹線に乗車しました。

さすがにこの時期だけあって,指定席は満席という状況でしたが,1か月近く前に予約していたおかけで3席横並びの席を確保することができました。
2人の子連れのため,3席横並びでないと厳しい状況でしたので,とても助かりました。

新幹線にはこれまで何度も乗りましたが,久しぶりに乗るとやはり快適さを実感しますね。
札幌駅から乗って発車したときにはトイレで次男のおむつ替えをしていたのですが,スムーズ過ぎて発車した瞬間はわかりませんでした。トイレには窓がありませんしね。

北海道新幹線ならではのポイントとしては,青函トンネルを通過する早さを感じました。トンネルは50キロメートル以上とかなり長いはずですが,あっという間でした。

ただ,やはり仙台や東京に行く場合は飛行機が便利過ぎるので,少なくとも札幌ー函館間が開通するまでは,基本的に飛行機を使ってしまう気がします。

ADRの勉強会で日弁連会館(クレオ)に行ってきました

2016.08.11 [ 神村 岡 ]

先週末に,紛争解決センター運営委員会の関係で,第二東京弁護士会仲裁センター主催の夏季勉強会に参加してきました。

紛争解決センターというのは,いわゆるADR(裁判外紛争解決制度)の一種である,札幌弁護士会が運営している和解あっせんの機関です。証拠が乏しい,法的に白黒つけるのが難しいといった,裁判にはなじまないような案件でも受け付けています。
全国各地の多くの弁護士会に同じようなADRが設けられていて,第二東京弁護士会の仲裁センターは,毎年全国の弁護士会のADRを運営する委員会を招いて勉強会を開催しています。
今年のテーマは仲裁人の倫理でした。

さて,勉強会ですが,日弁連の会館(通称クレオ)で開催されました。
札幌弁護士会の会館には頻繁に行っていますが,クレオに行ったのは,弁護士になってからは6年目にして初めてでした。人生では2度目です。
普通に仕事をしているとあまり縁がないのです。

土曜日ということもあり,地下鉄直結の裏口っぽい出入り口から入って同じところから退出するということで,正面玄関にすら行きませんでしたが,地下に飲食店が連なっているなど,店などは一切ない札幌弁護士会の会館との違いを感じて少々面白かったです。

ウォータースライダーで死亡

2016.08.08 [ 齋藤 健太郎 ]

私が不安症で心配性というネタはそろそろ飽きてきたかと思いますが,そのような私の性格を正当化する事件が起きています。

アメリカで10歳の少年が,高さ世界一のウォータースライダーで死亡したとのことです。
本当に痛ましくて涙が出ます。
どんなに怖かったでしょうか。

その子を責めるつもりも,親を責めるつもりもありません。
施設の責任については,原因も明らかにされていないので,法的責任にまで至るレベルなのか不明ですので,それに触れるつもりもありません。

しかし,そもそも負傷や死亡の可能性のある娯楽施設は許容されるべきではないのではないでしょうか。
私は常日頃疑問です。
CNNによると遊園地の乗り物やウォータースライダーに関する負傷は全米で4万5000件,このうち18歳未満が3万件とのことです。
セルフィーで間違って転落死する人や登山で遭難・転落死する方の人生も大変残念だとは思いますが,まだ自己責任という感覚もあります。
楽しい施設として提供するからには誰もが「絶対に安全だ」と信じて疑わないわけですから,その罪は重いですよね。

たしかに世の中は危険に溢れています。
車にひかれるかもしれないし,飛行機が落ちるかもしれませんし,テロに遭うかもしれません。
でも,ジェットコースターやウォータースライダーは単なるスリルのためですので,万が一にでも危険があるならあえて乗らないのが正解ではないでしょうか?
「そんなこと言ったら何もできないじゃん!」という反論が聞こえてきそうですが,やっぱり安全が大事ですよ。
私は怖くてチビってしまうのでよほどなことがない限り乗りません・・・。

強制執行がより実効的になりそうです

2016.08.06 [ 神村 岡 ]

金銭の支払を命じる判決が確定した場合や,公正証書で養育費の取り決めをした場合などは,支払いがなされない場合には強制執行を行うことができますが,相手の財産がわからないと強制執行できないということにもなりかねません。

こうした現状を改善するため,裁判所を通じて債務者の預金口座の情報を金融機関に照会することのできる制度が,法制化される方向で動いているようです。

2018年頃の国会提出というスケジュールで進んでいるようですので,まだまだ先という感じですが,それでも大きな一歩だと思います。
むしろ,極めて必要性が高いこのような制度が今まで立法化されてこなかったことが不思議なくらいです。

現状でも,判決はもらったが相手が支払わず,財産の所在もわからないため強制執行もできない状況にあるという方は少なからずいると思います。
このような制度が施行されれば,多くの方が救われるのではないかと期待していますが,果たしてどの程度使い勝手の良い制度になるのでしょうか。

麻雀という遊び

2016.08.04 [ 神村 岡 ]

私はたまに麻雀をします。

麻雀はとても頭を使います。
経験を積んで慣れている人は,思考回路ができていて,複雑な思考過程を難なく処理してしまうのかもしれませんが,慣れていないとその分余計に頭を使って考えなければならないせいか,ひどく消耗します。
消耗して集中力が切れるとひどいミスもでます。

あ,リーチされていたんだった・・・
とか,
あ,ドラだった・・・
とか

残念ながら,たまにしかやらないためなかなか状況は改善しません。それでも少しずつ進歩はしているようです。

不思議なもので,悪いときは全く手が揃いませんが,良いときはどんどん揃っていきます。
悪いときにいかに守って,良いときにいかに流れをつかむかということが肝要なのでしょう。
何事にも同じようなことは言えるかもしれません。

怖いけど仕方がないのか

2016.08.03 [ 小西 政広 ]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000569-san-asia

週1回の英会話講師はフィリピン人です。

フィリピンでは大半の国民が支持しているようです。

それだけ薬物犯罪に悩まされているということなのでしょうか。

この大統領が就任する前は,朝のニュースは弱者が被害者となる痛ましいニュースばかりだったけど,最近では薬物の売人が殺されたニュースばかりになった,ということです。

射殺の過激さもさることながら,売人かどうかの判定がどういう手続で行われているのか,ということがとても気になります。

もしも自分が身に覚えのない薬物の売人の容疑をかけられたらどういう風に弁解すれば良いのか,ということを考えていますが妙案が浮かびません。

弁護士にとって余りに普通過ぎて一般の考えとずれてしまってるシリーズ①

2016.08.01 [ 小西 政広 ]

借りている建物のオーナーが変わりますから,ということで,

退去を求められたり,賃料が上がりますから新しい契約書にサインしてくれ,とかいわれたことありませんか?

これに応じるべき法的義務は全くありません。

これらは単なるお願いなのです。

賃貸借契約で,当該物件が売られるなどして大家が変わる場合,前の大家から新しい大家に対し,賃貸借契約の地位がそのまま引き継がれます。

ですから,新しい契約書などなくても,賃貸借契約は従前のものと全く変更はなく有効に継続するのです。


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