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ごっこ遊び

2017.02.28 [ 齋藤 健太郎 ]

子ども達を見ていると,一生懸命に何かになりきって,2人で遊んでいます。

「〜は〜ってことね!」「〜は〜だったってことね!」
こんなことをひたすらやっていて,よく飽きないな・・・というか,よくなりきれるな・・・
と思っていましたが,よく考えると実際には大人も同じかもしれません。

演劇やドラマなんていうのも,いわば全てごっこ遊びです。
現実のものではないものに,人は心惹きつけられて,現実であるかのように涙を流すわけです。

実際の仕事や家庭も,一定の役割になりきって振る舞うことが大切ともいえます。

子ども達は,高度なごっこ遊びをこれからやっていくにあたって,その練習をしているのかもしれませんね。

前代未聞

2017.02.28 [ 齋藤 健太郎 ]

アメリカのアカデミー賞で,一番の賞である映画賞で,間違って違う映画がコールされてしまい,その後に訂正されたという珍事件がありましたね。

いわゆる「糠喜び」ってやつです。

かりに読み間違いが過失であるとして,裁判になった場合には,損害は認められるのでしょうか。
すごい喜びを味わったあとに,それが間違いだったと知ったことについては精神的損害が認められるでしょうか?
仮に,これが映画賞ではなく,主演女優賞とかだったら,その精神的被害というか屈辱はより大きなものとなったかもしれません。

むしろ,この珍事件のおかげで,二つの映画はより有名になり,興行収入は上がるかもしれませんね。
不幸中の幸い?

冬期アジア札幌大会

2017.02.25 [ 神村 岡 ]

昨日,冬期アジア札幌大会のカーリングとアイスホッケーを観戦しました。
いずれも女子の試合で,たまたま両方とも日本チームの試合でした。

カーリングは,生で見るのは初めてでしたし,月寒にある専用の競技場に行くのも初めてでした。

一投一投に集中力が求められるスポーツですから当然ですが,カーリングの試合中は基本的に静かで,ショットが終わったときだけ声援や歓声が少し上がるという感じでした。
客席も少なかったため,よけいに静かだったのかもしれません。

私は家族連れで行きましたが,子ども(5歳と2歳)が観戦するには静かで,競技自体も難しく,まだ早いかなという感じでした。私自身は好きなので,いつか,遠い将来になるかと思いますが,ゆっくり観戦したいと思います。

対照的に,ホッケーはプレーが止まるたびに音楽が流れるなどとてもにぎやかでしたので,食事もとりながらゆっくり観戦することができました。

試合自体は日本の圧勝で,日本の各選手の技術やスタミナに関心させられました。
来年の平昌オリンピックも楽しみです。

逆転無罪の可能性

2017.02.18 [ 神村 岡 ]

窃盗罪で起訴され,1審と2審で執行猶予付の懲役刑の宣告を受けた,煙石さんという元アナウンサーの方の刑事事件について,最高裁で弁論が開かれました。

最高裁で弁論が開かれるときは結論が変わると言われていますので,本件でも結論が変わる可能性が高いです。

事案は,銀行に被害者が置き忘れた封筒の中から現金を抜き取ったというものですが,そもそも現金が封筒に入っていたのかどうかという点が立証できていないと弁護側は主張しています。そのとおりであれば端的に無罪ですが,1審と2審はこの点をどのように考えたのか気になります。

違う形で結論が変わる可能性もあります。

報道によると,被害者が記帳台に封筒を置き忘れたすぐ後に,煙石さんがその付近に近づいたということですが,置き忘れてからそれなりに時間が経っていたり,被害者が銀行からかなり離れていたのであれば,窃盗罪ではなく占有離脱物横領罪(いわゆるねこばば)の問題になります。占有離脱物横領罪であれば,量刑はより軽くなります。

置き忘れたものをとった場合に,窃盗罪になるのか占有離脱物横領罪になるのかは,程度問題で微妙なところなのです。

そんな微妙な点について結論を変えるためだけのために最高裁が弁論を開くというのは,やはりあまりないような気もしますが,一応理論的にはそのような可能性も考えられるということです。

弁護士倫理研修会

2017.02.15 [ 小西 政広 ]

本日夜に行われます。

弁護士倫理というのは,特定人の代理人として動く弁護士の特性上,また,公益を担う側面もあることからも,尊重しなければならないことが相反し衝突しいろいろと悩ましい問題が生じることがあり,その場合の行動指針のようなものです。

弁護士が集まり,義務として受講し,設例にもとづいて互いに意見を交わします。

数年に一度の義務です。3時間。

これを受けないとお仕置きされてしまいます。


エクスターンシップ

2017.02.13 [ 齋藤 健太郎 ]

先週の金曜日から,北大のロースクールの学生さんがエクスターンシップ生として事務所に来ています。
昨年から担当することになりました。

私もロースクール時代に東京の事務所で研修させてもらいました。
北大ロースクールには恩義がありますので,役に立てることであれば是非したいと考えています。

多くのことを学んでもらえるよう私も工夫したいと思います。
それにしても若くてうらやましいな〜。
不肖齋藤今年で40歳になります。

ダイエットとマラソン復帰

2017.02.13 [ 齋藤 健太郎 ]

年末くらいからダイエットをしております。
ようやく3kgぐらい痩せたかな〜という感じです。

また,股関節の痛みがあまりなくなってきたので,今年こそはマラソンに復帰したいと思います。
とりあえず5月の豊平川マラソンのハーフを申し込みました。
少しずつジムでの自転車とランを開始しています。
今日もどうにか走ってきました・・・。
怪我をしないように,傾斜を増やして負荷を増しつつ走る量は減らして,自転車を長く漕ぐようにしています。

それにしてもお腹が空いて何か食べてしまいそうです。
そんなときに限ってカレーの残りが台所に・・・我慢です。

エクスターン

2017.02.11 [ 神村 岡 ]

当事務所では,今日(日付変わって昨日)から,エクスターンで北大ロースクールの学生を受け入れています。

エクスターンというのは,ロースクールの学生が実務に触れるためのカリキュラムで,法律事務所で1〜2週間過ごして弁護士から指導を受けるというものです。

私も北大のロースクールのときにエクスターンを経験しました。
私が当時お世話になったのは東京の事務所で,中規模ですが優秀な弁護士が揃っている立派な事務所でした。
期間は1週間でしたが,初めて経験することばかりで,とても濃密な時間を過ごした記憶があります。
司法試験を受験する前で,弁護士になれるという保証もない時期でしたが,実務に触れることができたのは貴重な経験でした。

今回のエクスターンの方にも,いろいろなものに触れてもらえたらと思っています。

ガラスペンを頂きました。

2017.02.08 [ 小西 政広 ]

京都の硬質ガラスペンを頂きました。

話には聞いていたのですが,ペン先をインクに浸すと,インクがペンの溝を上ってきます。

毛細管現象というみたいです。

細い空間を上下左右,重力に関係なく液体が浸透していく現象で,植物が根から水分を全身に運ぶ際に利用しているとのことです。ネットで調べただけですが。

しかもガラスの溝の奥の方にインクが存在しているので,ペン先以外にふれてもほとんど手を汚しません。

何か不思議です。

大事に使いたいと思います。

岡山仲裁センター

2017.02.03 [ 神村 岡 ]

岡山仲裁センターの20周年記念行事で,初めて岡山に来ています。

観光情報,名物など全く調べずに来ましたが,岡山には桃太郎伝説が数多く残されているようで,空港や駅では桃太郎の銅像やらを目にすることができます。
土産物といえば,やはりきびだんごのようです。

岡山仲裁センターは,岡山県弁護士会が主催しているADR(裁判外紛争解決手続)を提供する団体で,弁護士会の他にも多様な士業が関与しています。
ADRは,いわゆる話合いの手続で,裁判所が実施している調停と同じようなものです。

札幌弁護士会もADRを運営していて,私はそこの運営委員として今回岡山に来たのですが,札幌弁護士会はほぼ弁護士のみで運営しています。

弁護士会がADRを運営していることで,弁護士会の相談センターで受けた相談で弁護士が関与できないような少額な事案でも,裁判所の調停を紹介するだけでなく,弁護士会が運営しているADRにそのままつなげることができます。
岡山仲裁センターが設立された趣旨もそのようなところが大きかったようです。

札幌でも,まずは弁護士の相談を受けることが条件ですが,ADRを利用することができます。
事案によっては有効な解決手段となり得ますので,知っておいていただきたいと思います。



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