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交通事故と防犯カメラ

2017.04.14 [ 神村 岡 ]

交通事故が発生した後,事故態様についての両当事者の言い分が食い違うことがあります。

客観的な証拠があれば良いのですが,事故状況に関する客観的な証拠となるものが残っている事案というのはそう多くありません。
ドライブレコーダーを搭載している車はまだ少数ですし,目撃証言をしてくれる方というのはなかなか出てきません。

そのような証拠に乏しい事案では,防犯カメラの映像が役に立つ場合もありえます。

防犯カメラは,店舗などの商業施設などが個人的に設置しているものもあれば,公的に設置されている場合もあります。

思いがけないところにあるかもしれませんので,必要なときに見落とさないようにしたいですね。

IPBA2017に参加してきました。

2017.04.12 [ 小西 政広 ]

先週はニュージーランドのオークランドで行われたIPBAに参加してきました。

特に興味深かったセッションとしては,AIが私たち弁護士の仕事をどう変えるのか,ということで,

弁護士が考える結論は,特にクリエイティブな分野で弁護士の仕事はAIに奪われづらい,とのことでした。

自分で自分達の仕事は奪われない,と考えるのはなんとなく楽観的な気がしますが(笑

ただ,法律調査の業務は完全に奪われるという見解でした。

AIの影響力については各方面で語られていますね。

ついにターミネーターの世界がやってくるのでしょうか・・・

私は若干悲観的です。

カラオケとプロレス

2017.04.11 [ 齋藤 健太郎 ]

なんどか話題にしてる自己陶酔ですが、カラオケは明らかに自己陶酔です。
プロレスは自己陶酔とまではいいませんが、おそらく精神性としては近いものがあるのではないでしょうか。
プロレスを真剣に勝負だと観るには相当な自己に対する騙しが必要ですよね。

ラリアットは避けられます。
チョップも避けられます。
音は入りません。

人間って面白い!

個人再生手続

2017.04.08 [ 神村 岡 ]

債務整理の一種に個人再生という手続があります。

どういう手続かというと,一定のルールに従って債務額を圧縮して,圧縮された金額を3年から5年の間に支払えば残りの債務は免除されるという裁判所の手続です。
例えば,500万円から1500万円の債務がある場合には5分の1に,500万円未満の場合は100万円に圧縮されますので,そのままでは支払えなくとも,再生手続を使えば払うことができるという場合は結構あります。

破産と比較すると,財産を手放す必要がないというのが個人再生の大きなメリットです。
また,住宅ローンが残っていて自宅に抵当権がついている場合にも,自宅を維持することができる場合があります。

ただし,利用するには,圧縮した金額を安定して分割で返済していくことができるといえる必要があります。
この点で,長年同じ会社に勤めていて給与も安定しているという方は,簡単とはいいませんが比較的問題なく個人再生手続を利用することができます。
他方で,個人事業主で収入が安定しないという方の場合はスムーズにいかない場合もあります。

また,先ほどの圧縮ルールには,手続開始時にもっている財産の価値の総額を算出して,その金額以上は支払わなければならないというルールもありますので,事業用の資産,売掛金などがある方は,返済額が高めになってしまうこともあります。
しかし,事業自体は収益を出せているという場合には,仮に多額の債務を抱えていても個人再生手続を利用することで乗り切ることができる可能性がありますので,事業者にとっても使える制度であることは間違いありません。

ポイシアン

2017.04.05 [ 小西 政広 ]

先日タイにいった際にお土産として頼まれた

ヤードムという吸入薬


買ったのはこれですが,なんだ通販でも買えるのか・・・

タイのセブンイレブンに売っていました。

最初刺激が強かったのですが,揮発するからなのか,鈍感になるからなのか,ちょっと手が空いたらミンティアを食べるように鼻に刺してしまっています。

ミンティアを食べてもコーヒーがまずくなるのですが,これでも同じような風味になってまずくなります。

おそらく体に悪くはないと思うのですが,なかなかの依存性です。

「問題ない」

2017.04.03 [ 齋藤 健太郎 ]

メディアの力がないのか,日本人の力がないのか
問題だと思うことや,不合理だと思うことも
「問題ない」
というだけで問題なくなってしまうなんて気がしてしまいます。

裁判でも
「否認する」
「不知」
という回答があって,主張責任・立証責任を負うものが証明しなければならないので,この二つの対応だけでも裁判の対応としては成りたつわけです。

しかし,どうしても説明がなければおかしいところや,説明がないことが不利益に理解されることも多いわけで,それだけで勝てるほど甘くはありません。
それなりに証拠や説明が出てきたときには無視できなくなるのです。

政治であればなおさら主張責任や立証責任というものでは解決しないため,より説明が求められることになります。

資料がないから仕方ない,なかったことを証明するのは悪魔の証明だ,などというのは本質からずれているでしょう。

日帰り東京出張

2017.04.01 [ 神村 岡 ]

普段道外への出張はあまりないのですが,今週は,日帰りの東京出張に2回行きました。

一度目は裁判の期日に,二度目は東京法務局に行ってきました。

それなりに疲れますし,1日がかりになります。
ですが,空港や飛行機の中では意外と集中して仕事をすることができますし,場所を選べばメールのチェックや電話もできます。
ですから,1日つぶれるというわけでもないのです。

日帰りでしたが,札幌ではできない出会いもあり,有意義な出張にすることができました。

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