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神村 岡弁護士ブログ

弁護士会忘年会

2013.12.27 [ 神村 岡 ]

今年も残りわずかですね。

年末といえば忘年会ですが,昨日は札幌弁護士会の忘年会が東京ドームホテル札幌で開催されました。

私は,札幌弁護士会で総務委員を務めていて,忘年会の企画運営が総務委員の仕事なので,昨日は受付をしましたし,これから弁護士会の会報に載せる忘年会の報告記事を書くことになっています。

忘年会は会員同士が親睦を深め,歓談をする場です。100名以上が参加しますので,普段はなかなか話す機会のない先生方と話すこともできます。

いつからかはわかりませんが,忘年会の中の最重要イベントになっているのがビンゴゲームです。何しろ人数が多いのでなかなか当たりませんが,大の大人が揃って夢中になります。
私もこれまでは末等の宝くじ1枚しか当たったことがなかったのですが,今回はなんと7番目にビンゴになり,東京ドームホテルの食事券を当てました。
近いうちに妻と一緒に食事に行こうと思います。

マー君のメジャー移籍

2013.12.25 [ 神村 岡 ]

今日のニュースで,楽天のマー君のメジャー移籍を球団が認めることが発表されました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131225-00000022-asahi-spo

マー君のいちファンである私としては,メジャーでの活躍を見てみたかったところですので,うれしいニュースです。特に,これまでしばらくの間二転三転がありましたので,ようやくかという気持ちです。

ただ,球団にとっては苦渋の決断だったようです。

従来の制度であれば,移籍先の球団が選手を放出する球団に支払う移籍金は,マー君の場合100億円にものぼると予測されていました。
ところが,新たに合意された制度では移籍金の上限額が定められたため(約21億円),楽天はマー君を放出しても21億円程度しか得られないことになりました。単純に考えて,約80億円の損失です。
しかも,マー君を放出しようとしていた矢先の制度改変ですから,楽天がマー君の放出を渋るのも理解できます。

それでは,楽天が今日になって一転して移籍を認めた理由はどこにあるのでしょうか。

球団社長の会見では,マー君の球団への貢献が強調されています。マー君がいなければ今年の優勝はなかったでしょうし,観客の動員もかなり少なかったかもしれません。そのような多大な貢献をしたマー君の希望を尊重しようということです。

ただ,それだけではないような気がします。球団も一企業ですから,経済的な損得を考慮しないはずがありません。
楽天が重視したのは,親会社を含めた楽天に対するイメージだと思います。
マー君の放出を渋れば,楽天は選手を犠牲にして球団の経済的な利益を優先させたという目で見られ,特に,マー君のメジャー入りを待ち構えていた米国の国民からのイメージが低下することは目に見えています。
グローバル化を考えれば,マー君の移籍を認めた方が,実は経済的にもプラスになるということだろうと思います。


当番弁護

2013.12.14 [ 神村 岡 ]

逮捕・勾留された人からの接見(面会)要請に対応するため,弁護士会は当番弁護の制度を設けています。

弁護士の知り合いがいる人であれば,警察を通じてその弁護士を呼べばよいのですが,弁護士の知り合いがいない人の方が多いと思います。弁護士の知り合いがいない場合には,警察を通じて弁護士会に接見要請を出すことで,弁護士が派遣されてくるのです(なお,国選弁護の対象事件の場合は,法テラスというところが接見要請の連絡を受ける窓口になります)。

当番弁護は,札幌では1日当たり10〜15名の弁護士に割り当てられ,割り当てられた弁護士はいつでも接見に行けるように待機しています。弁護士の側からは,「待機日」という言い方をします。

札幌弁護士会が対応する地域は広く,滝川,室蘭,岩内などへ行くこともあります。また,接見要請の連絡が来るのは午後5時までですので,休日の午後5時直前に地方への接見要請の連絡が来るということもありえます。
そういうとき,接見要請の連絡をくれる事務職員の方は非常に申し訳なさそうに電話をかけてきます。

初回の接見は弁護人としての初動の確認につながる重要なもので,被疑者に安心してもらうこともできるので非常にやりがいはあるのですが,時間と行き先によってはなかなか大変なこともあります。

中小企業診断士

2013.12.07 [ 神村 岡 ]

今日,中小企業診断士試験の二次筆記試験の合格発表があり,努力の甲斐あって合格することができました。

業務の幅を広げたいという思いから,今年6月頃から一念発起して勉強を始めましたが,中小企業の組織論,マーケティング論,会計等様々な分野の知識を要求されるため,苦労しました。ただ,普段接したことのない分野を学ぶことは,それ自体面白いですし,普段の業務を違う視点から見るきっかけにもなりました。

二次筆記試験には合格しましたが,まだ終わりではありません。
来週末に口述試験があり,それに合格して初めて最終的に合格となります。
その後,実際の相談業務などの実務補習を経て,初めて中小企業診断士の登録資格を得ることができます。
そのため,資格を得るまでにはまだ少し道のりがあります。ただ,二次筆記試験が最大の山場でしたので,ひとまずはほっとしているところです。

最終合格の際にはまた報告させていただきます。

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