2014.04.18 [ 神村 岡 ]

日本では大麻(マリファナ)は厳しく取り締まられており,資格を持たない人が大麻を所持したり使用したりした場合,5年以下の懲役が科されます。

ところが,海外に目を向けると,大麻が合法とされている国や地域が少なからずあり,しかも合法化が加速する動きすらあるようです。


アメリカのオバマ大統領は,過去に自身が大麻を使用していたことを明らかにし,「大麻は酒より危険ではない」とも発言し,大麻に寛容な姿勢を見せています。

まさに,ところ変わればルールも変わるということですね。


確かに,お酒も十分危険です。
急性アルコール中毒で亡くなる方はいますし,依存性もあります。
お酒を飲んで車を運転すれば,道路交通法に違反するのはもちろんですが,実際に危険です。

しかし,やはりお酒と大麻を同列に論じるのはかなり違和感があります。


アメリカで最初に大麻が完全合法化されたコロラド州では,連日大麻販売店が賑わっているようです。

お酒と同様に依存性のある嗜好品であることを考えれば,さもありなんという気はします。

しかし,合法化してしまった大麻が社会問題になる日がいつか来るのではないでしょうか。