2015.05.02 [ 神村 岡 ]

昨年4月に中小企業診断士に登録し,翌月には中小企業診断士の集まりである中小企業診断協会北海道に入会しましたので,今でちょうど1年ほどになります。

そのような時期ですが,先日診断協会の新入会員歓迎会が開かれ,新入会員として出席してきました。

1年たった時点で新入会員として歓迎していただくというのも変な話ですが,診断協会への入会が5月だったため,昨年4月に開催された歓迎会には間に合わなかったのです。

歓迎会に出席するに当たり,診断士と弁護士と両方の知識,経験を活かせる分野は何かということを改めて考えてみました。

分かり易いところでいえば,中小企業の事業再生の分野,事業承継の分野が挙げられると思います。

事業再生については,傾きかけた企業の中味を改善するのは診断士の仕事ですが,特定調停や民事再生などの活用が必要になれば,弁護士の出番になります。

事業承継については,いかに後継者を育てて代表者交替を成功させるかということを考えるのは診断士の仕事ですが,遺留分などの問題をクリアしていかに円滑に手続を進めるかということを考えるのは弁護士の仕事です。

診断士に関してはまだまだ認知度が低いのが現状ですが,診断協会を挙げて,よりよいサービスを提供できるように日々研鑽を積んでいます。

私も,そんな診断士の先輩方に混じって勉強を続けていくつもりです。