2015.05.09 [ 神村 岡 ]

札幌市東区に,イサム・ノグチという建築家が設計したモエレ沼公園というかなり大きな公園があります。

広大な敷地内にいろいろな見所があり,休日を過ごすにはいいところです。

これまで何度か訪れたことがありましたが,連休中にまた行ってきました。

公園の目玉の一つが「海の噴水」という噴水です。
ただ水が上がるだけの噴水ではなく,荒れた海の波の様子を水の動きで再現するという少し変わった噴水です。高さも最大で25メートルになりますので,かなり見応えはあります。

常時水が噴き出しているわけではなく,決められた時間になるとプログラムにしたがって水が噴き出してきます。

先日は風の強い日で,そのためかわかりませんが,プログラムが始まる前に,風下で見ていると水がかかることがあるので注意してくださいというようなアナウンスが流れていました。

水しぶきが飛んでくるくらいのイメージで受け止めていたのですが,いざプログラムが始まって水が高く噴き上がると,風が強く吹いた瞬間,噴き上がった水が襲いかかるように風下の噴水の外に落ちていきました。当然,風下側で見ていた人たちは揃って慌てて逃げていきました。

ずぶ濡れになってしまった人には申し訳ないですが,なかなか面白い光景でした。

なお,アナウンスはありましたから,水がかかって電子機器が壊れたとしても,札幌市に弁償を求めることは難しいでしょう。