2015.09.11 [ 神村 岡 ]

ハンガリーの移民の問題が連日ニュースになっていますが,先日,女性カメラマンが警察から逃げようとする移民にわざと足をかけたり,移民の少女を蹴ったりしている映像が公開されました。

ショッキングな出来事です。

その後,その女性カメラマンが極右政党に近いメディアのカメラマンだったということも報道されています。

それを聞いて私は,カメラマンが排外主義的な考え方の持ち主で,移民のことを人間とも思っていないのかもしれないと思いました。少なくとも,所属するメディアは移民の受け入れに強硬に反対しているのでしょう。

同じように感じた人は少なくないのではないでしょうか。

ところが,今度はそのカメラマンの弁解が公表されました。

カメラマンによると,当時は数多くの移民が押し寄せてきてパニックになっていた,映像を見てみると自分とはとても思えないということです。

確かに,極限的な状況では人は自分でも思いもよらない行動をとってしまうこともあるでしょう。
そのような弁解を聞くと,同じ出来事についてまた違った印象を受けます。

しかし,映像を改めて見てみると・・・

どうでしょうかね。