2016.06.11 [ 神村 岡 ]

先日,食と健康に関するセミナーを聴く機会がありました。
講師は,株式会社ウェルネスプランニング札幌の小松さんで,色々なところに引っ張りだこの人気講師だそうです。
実際,お話はとても面白かったです。

セミナーの中で,ビタミンの働きについてのお話があり,なるほどと思ったのでほんの少し紹介させていただきます(自分で後から調べた内容も含まれています)。

ビタミンには色々な種類がありますが,その中でもビタミンB1,B2,B6が重要です。
ビタミンCも必要な栄養素ですが,ほかの3つに比べれば重要性は低いというか,あまり意識して摂る必要はないようです。
全て書くと大変なので,ビタミンB1に絞っておきます。

ビタミンB1は,糖質がエネルギーに変わるときに必要な栄養素です。
ビタミンB1を含む食品は様々ですが,豚肉,うなぎ,玄米等に多く含まれています。
うなぎを食べると元気が出るのには理由があったのですね(B1だけが元気になる理由ではないかもしれませんが)。

ビタミンB1が不足すると,糖質が上手くエネルギーに変わってくれません。
ですから,ご飯などの炭水化物をしっかり食べても,ビタミンB1が不足していると,いまいち調子が上がらない,だるいということになってしまいます。

ビタミンB1は,海苔や昆布にも多く含まれているようです。
ですから,ただの塩おにぎりよりは,海苔で巻いて昆布をいれたおにぎりを食べた方が,よりエネルギーが湧いてくるということになるのでしょう。
因みに,たらこ,すじこ,鰹節も,ビタミンB1を多く含んでいます。
定番のおにぎりの具には栄養学的な合理性があるのですね。

セミナーを聴いて,私も普段からもう少し栄養面を意識してみようかと思いました。

ただし,私の場合夜更かしをして翌日に響くことが多いので,まずはそちらを改善すべきかもしれません。
今日もそろそろ寝なければ・・・