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神村 岡弁護士ブログ

大晦日に

2016.12.31 [ 神村 岡 ]

日付も変わって大晦日になりました。

今年は夏に実家に帰省しましたので,札幌でおとなしくしている予定です。

年末年始に旅行に行かれる方も多いですが,私はどちらかというと年末年始はあまり動かない方です。

いろいろとやることがあるというのも理由ですが,自宅で過ごすのが例年の習い性だからというのもあります。

今年もあっという間に終わろうとしています。

振り返ってみればいろいろな出来事がありましたが,やはり早いものです。

年末の仕事

2016.12.31 [ 神村 岡 ]

例年,年末になり仕事納めが過ぎると,年末恒例の家庭の仕事に追われることになります。

中でも手間がかかるのが年賀状です。

やはり年内には発送したいのですが,仕事納めまでは本来の仕事が忙しくなかなか年賀状まで手を付けることができません。

そのため,仕事納め後の数日間を利用して作成することになりますが,なかなかすんなり行きません。

ワード,エクセルを使用して宛名印刷をしていますが,今年はなぜかワードに差し込んでいた元データのエクセルファイルが開けなくなってしまいました。

ワード上ではデータが表示されますが,エクセル形式ではありません。
何かおかしな操作をして,ファイルを破損させてしまったのでしょうか。
ワード上ではデータが表示されるので何とかなるとしても,エクセル形式でないと不便で仕方ないのですが・・・。

何とかするしかありませんね。

糸魚川火災の法的責任

2016.12.24 [ 神村 岡 ]

新潟県の糸魚川で大規模な火災が発生しましたね。

消失した家屋は約150棟と言われていますから,甚大な被害です。
人的な被害が無かったことは不幸中の幸いでしょう。

火元は中華料理店で,鍋の空だきが原因とのことです。
そのようなちょっとしたミスがこれだけ大規模な被害を生むのですから,やはり火災は怖いですね。

火災の原因を作ってしまった店主の法的な責任については,失火責任法により,重過失があったか否かで判断されることになります。

重過失というのは故意に近いようなひどい過失とされていますので,責任が認められるハードルは高いのですが,過去には火に掛けた油の入った鍋を放置して火災になった事例で重過失ありと判断された事例もありますので,今回の件も重過失ありと判断される可能性はあります。

店主がどれくらいの間コンロから離れたのか,鍋の中に何がどれくらい入っていたのかといった点は判断要素になると思います。仕事として火を扱っていますから,その点で一般の方よりは重過失が認められやすいでしょう。

重過失が肯定された場合,店主が全ての損害を賠償する能力があるとはとても思えませんが,個人責任賠償保険に加入していた場合,保険金が支払われる可能性があります(個人責任賠償保険では重過失でも支払われる場合があります)。
重過失が否定された場合,延焼で被害を受けた方は,火災保険に入っていなければ補償を受けられないことになります。
やはり,火災保険は必ず入っておくべき保険です。


年内には

2016.12.23 [ 神村 岡 ]

11月末頃から風邪を引いていますが,年内にはなんとか治したいと思っています。

風邪を治すにはどうすべきなのか,改めて整理してみると,①十分に睡眠をとる,②十分に水分と栄養をとる,③暖かくする,③酒を飲まないといったところでしょうか。
それに薬も飲めば万全でしょう。

薬はそこそこ飲んでいるのですが,睡眠を十分にとるということと,酒を飲まないということを徹底していませんでした。

日頃から睡眠が不足していることが多く,かぜを引いてからもその点は何も変わっていませんでした。
まずは睡眠時間を確保したいところですが,今日(12月22日)の大雪のせいで除雪に時間をとられ,明日は子どもの送迎で早起きしなければならず,絶望的な状況です。

酒も,忘年会シーズンですので定期的に飲んでいました。セーブはしていたのですが。
飲んでも大丈夫だろうと考えていましたが,ここまで治りが悪いと見直さざるを得ません。

ともあれ,対策ははっきりしているので実行あるのみです。

岩見沢拘置支所

2016.12.17 [ 神村 岡 ]

刑事事件で起訴された被告人が勾留される施設を拘置支所といい,北海道内にも何カ所か設置されています。

この内,岩見沢拘置支所という施設は,その名前に反して岩見沢市にはなく,なんと月形町にあります。月形刑務所の中に併設されているのです。

以前は,岩見沢拘置支所はちゃんと岩見沢にあったのですが,数年前に移転されたのです。

岩見沢と月形では,札幌からの直線距離はさほど変わりませんが,行き易さに格段の差があります。

岩見沢の場合は高速道路も使えますし,岩見沢市内にあった岩見沢拘置支所は札幌駅から特急一本で行ける岩見沢駅から歩ける距離にありました。
それに対して,月形は高速道路からは離れているので下道を通っていくことになりますし,電車で行こうとすると鈍行電車を乗り換えて行くことになり,便数もかなり限られています。また,現在の岩見沢拘置支所は駅からも離れたところにあります。

その結果,接見に行く場合には相当骨が折れるのです。
しかも,面会できる時間は限られていて,平日の8時半から16時までです。

予算の関係で移転は仕方なかったのかもしれませんが,せめて土日の接見を可能にして欲しいものです。

ユースタキー管

2016.12.10 [ 神村 岡 ]

しばらく風邪をひいています。

先週末に,医療事故問題研究会の勉強会で神戸に行きましたが,それよりも前からひいています。

神戸へはもちろん飛行機で行きましたが,飛行機が降下する際に問題が発生しました。
飛行機の問題ではなく,私の耳の問題です。

飛行機が上昇したり降下したりするとき,気圧の変化で鼓膜が圧迫されます。
通常であればつばを飲み込んだりあくびをしたりすることで解消されるのですが,何度試しても上手くいきませんでした。
風邪の影響で,鼓膜の内側の空洞と喉の奥をつないでいるユースタキー管(耳管)が正常に働かなかったことが原因と考えられます。

飛行機が降下するとき,鼓膜の外側の気圧は高度が下がることで急激に上昇するため,鼓膜の中の空気圧が,外側の空気圧に比べて低くなってしまいます。
そうすると,鼓膜が圧迫されるなどして音の聞こえも悪くなり,ひどくなると痛みも出てきます。
このようなときには,つばを飲み込んだりあくびをしたりすることでユースタキー管が開き,鼓膜の内側の気圧が外の気圧と同一になるのです。

もちろん,上昇するときにも同様の問題が生じるはずですが,私の場合は上昇時にはあまり問題がなかった一方で,降下時にはほとんど鼓膜内外の気圧の差を解消することができず,鼓膜がひどく痛みました。

防衛策は風邪をひかないことでしょうか。
それと,鼻をつまんで息を吹くようにすると,ユースタキー管に空気が通って問題が解消されることもあるようです。
これは飛行機を降りた後から知って,試してみればよかったと思いました。

マスクをすべきかどうか・・・

2016.12.09 [ 神村 岡 ]

今,風邪をひいています。

喉と鼻の症状がありますので,マスクをした方が良いとは思うのですが,この時期に外でマスクをすることには若干の問題があります。

私はメガネを掛けていますので,マスクをして外を歩くとすぐメガネが曇り,しばらくするとほぼ視界がなくなってしまいます。

日中はまだ,メガネを外して歩くこともできますが,夜暗い中でツルツルがたがたの路面をめがね無しで歩くのは,路面が状況がよく見えないため危険なのです。

結局,夜はマスク無しで歩くことになります。

そもそも,マスクをしていると呼気がちょうど鼻の横を通ってマスクの上に抜けるのが問題です。
呼気がメガネに直撃してしまうのです。

このような問題が生じないマスクはないものでしょうか。

医療事故調査制度

2016.12.03 [ 神村 岡 ]

年に1回開催されている医療問題弁護団・研究会の全国交流集会が,今神戸で開催されています。

初日は,制度開始から1年を経過した医療事故調査制度についてのこれまでの運用状況の確認と問題点の検討といった内容でした。

医療事故調査制度とは,医療に起因して生じた死亡や死産について,病院自らが調査を行い,医療事故調査・支援センターがそれを監督するというものです。

この制度は,いくつかの痛ましい医療事故をきっかけとして生まれたもので,医療の安全の確保と医療事故の再発防止を目的として創設されたものです。

病院が自ら制度の適用対象になると判断して届け出なければ手続は始まらない,予期していなかった死亡であることが要件になっているなど,いろいろと限界はありますが,これまでには無かった画期的な制度で,医療の自浄作用が期待できます。

弁護士も,遺族の代理人として,また病院の院内調査の外部委員として,この調査制度に関わることがあります。弁護士がしっかり活用されることで,より良い制度になっていくと思います。
始まったばかりでまだまだ認知度は低い制度ですが,是非知っておいていただきたいと思います。


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