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小西 政広弁護士ブログ

「〜すぎる」を誤用しすぎる。

2014.11.23 [ 小西 政広 ]

私がFace Book見すぎてるだけかもしれませんが,

「〜すぎる」が使われすぎですね。何かよく分からなすぎる広告に。

「〜すぎる」ってネガティブな表現だと思います。適量を超えてるわけですから。

ネガティブな表現をあえてポジティブに使うと人目を引くんですかね。

よくわかりません。

体を鍛えてテニスが強くなった。

2014.11.12 [ 小西 政広 ]

先日,大学時代のテニスサークルにOBとして参加して,テニスの試合をしてきました。

昨年も参加しましたが,若い力に負けてしまい,あまり勝った記憶はないのです。

が,今回は4戦全勝でした。

テニスなんてもうそんなうまくならないだろうと思って大して練習もしていないのですが,今年の1月からの筋力トレーニングによって,確かに最近テニスが上手くなったように感じていました。
実はこれまでスポーツのために筋力トレーニングをしたことはなかったので,筋力トレーニングによってスポーツのレベルが向上するということを感じたことはありませんでした。

見栄えを良くするためにトレーニングを始めたわけですが,思いがけない効用です。


自分が運転しなくても事故の責任を負うこともある

2014.11.05 [ 小西 政広 ]

通常,交通事故が起こったとき,運転手が事故の責任を負います。

しかしこの原則は自動車損害賠償保障法という法律によって,拡大されています。

この法律では,「運行供用者」という要件により,実際に自動車を運転していない人にも責任を負わせることが可能となるケースを認めています。

実際の判例では,

国道沿いで,周囲にフェンスや壁もなく,誰もが車両を容易に発見でき,自由に出入りできる民宿の駐車場に,夜間キーをつけたままドアロックもしないで停めていた車両が窃取され,事故を起こした場合に,車両保有者には車両の管理を怠った過失があり,窃取後近接した時間と場所において本件事故が発生していることから,車両保有者に運行供用者責任がある

と認められたケースがあります。

車を盗まれただけでも被害者といえるのに,さらにその犯人に交通事故を起こされ,怪我をする被害者がでたらその責任も負わなければならないとなると,たまったものではありません。

車両の保有者は,自分の目の届かないところで自分の車を危険な行為に使われないように,最低限の注意を尽くす必要があるということでしょう。


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