2016.10.10 [ 小西 政広 ]

車を運転する場合には,当然のことながら任意保険として,対人対物無制限の保険に入ります。

実際,最終的にはこの保険に入っておけば,どのような事故を起こしても,金銭的には負担がありません。

しかし,保険会社の方針によっては,被害者への対応が悪い,支払が少ない,などの事態が生じやすい場合があり,その場合には,長期化したり,裁判の相手方になってしまいやすくなります。過失割合に争いがある場合には,仕事を休んで法廷に出なければならない負担もありえます。

金銭的に負担はないとはいえ,ずっと事故の件が解決しないのは気持ちが悪いです。

保険の内容だけでなく,保険会社自体の選択が意味を持つこともあるわけです。レアケースかも知れませんが。