2009.09.24 [ 齋藤 健太郎 ]

 今は覚せい剤が世間を騒がせておりますが、今日は、実は怖いお酒の話。

 刑事弁護に携わっていると、ほんとに多いのが、酒での暴行・傷害事件、器物損壊事件、公務執行妨害事件です。

 いったん逮捕されてしまうと、そこから検察官送致、勾留、勾留延長、起訴とベルトコンベヤーに乗せられるように自動的に進んでいってしまいます。
 早いタイミングで弁護人を選任できれば、示談等により早期に釈放ということも十分にあり得ますが、それでも数日間から1週間近く身柄を拘束されることは避けられません。普通に働いている人間には大打撃です。
 会社に勤務している多くの方は、お酒の飲み過ぎや悪酔いで逮捕されると、それだけで職を失う危険に晒されることになります。

 明日は我が身と思って酒を飲む日々です。