2009.11.28 [ 齋藤 健太郎 ]

 遺言や成年後見契約などについて講演をしました。

 どちらもまさに「転ばぬ先の杖」を実現するためのものですが、しっかり準備している人は少ないのではないかと思います。
 遺言は、相続問題を起こさないようにしたり、自分の遺志を実現するなどの意味があります。自分で書いておくのではなく、公正証書で残しておくのがベストです。改ざんされないなどのメリットがあります。

 成年後見契約というのは、認知症などになる前に、後見人を決めておくというものです。
 後から、家族に迷惑をかけないという意味でも必要ですし、自分の信頼できる人を選べるという利点があります。

 意外に知られていないが重要なのは信託でしょうか。
 信託については、もっと色々な利用が考えられても良いと思いました。
 全てについて詳しく話すときりがありませんのでこれくらいにしておきますが、たくさんの方が聞きに来られており、関心の高さを感じました。