2010.10.02 [ 齋藤 健太郎 ]

最近、殺人未遂の裁判員を担当しましたが、今度は、強盗致傷の事件が来ました。
公判の前にはまた大変なことになりそうです。

今までの日本の裁判は、効果的なプレゼンテーションや、説得的な弁論についての技法をあまり学ぶ必要はなかったのですが、裁判員裁判はそういうわけにはいきません。
そういう意味では、弁護技術を高める機会だと思って取り組むべきではないかと思っています。

陪審員制度の国であるアメリカの弁護士が書いている弁論に関する本などは、非常に参考になります。
現在、「The 12secrets of persuasive argument」という本を読んでいます。
その前には「弁護のゴールデンルール」(http://www.amazon.co.jp/弁護のゴールデンルール-キース-エヴァンス/dp/4906531970)という本を読みました。名前は胡散臭いですが、大変参考になりました。

少しずつ,自分の弁論技術を高めていけると良いなと思っています。