2012.07.26 [ 齋藤 健太郎 ]

この事案は,かなり長い間,訴訟前の交渉をしてきた事件でした。

ある手技によって神経を損傷してしまった事案であり,後遺症は重く,訴訟で争うことも考えられました。
しかし,調査の結果,必ずしも見通しが明るくないこともあり,訴訟前で和解をすることになりました。

訴訟で勝負をするか,訴訟をせずに和解をするかというのは,常に難しい判断を迫られます。
そのためにも,見通しを立てられるように経験を積むことが重要だと感じています。