2013.02.24 [ 齋藤 健太郎 ]

弁護士の仕事の大部分は,ご相談者の方のお話を聞くことにあります。
そして,やはり実際にお会いしてお話を聞くことが何より大切です。電話も,ある程度の情報は得られますが,やはり情報の質や量が圧倒的に違います。

最近,医療事故の相談を受けた際に,東京の娘さんが同席したいということでしたので,スカイプで参加して頂きました。
私としては初めての試みでしたが,電話よりもずっとお話をしているという感じがしました。

相談者の方や依頼者の方には,いつも事務所に来て頂くことが多いのですが,このような方法も取り入れていってもいいのかもしれませんね。

なお,裁判では,遠隔地の場合には,電話会議システムを利用されています。これも,顔が見えないため,雰囲気を感じにくいという問題や,電話を繋ぐ前に相手と裁判官が何を話しているかわからないという問題があります。