2013.10.16 [ 齋藤 健太郎 ]

相談者の方などと話していると,弁護士は当然に税務にも詳しいと考えている人が多いようです。
税金も,税法という法律の話なので,法律家としては知っていてもおかしくありません。
また,実は,弁護士資格を持っていると,税理士や弁理士に登録することができます。

しかし,弁護士の中でも税務に精通しているという人はそんなに多くありません。

皆さんは,士業といわれる人の区別がどのくらいつけられますか?

弁護士,税理士,公認会計士,司法書士,弁理士,行政書士,不動産鑑定士,社会保険労務士,中小企業診断士・・・ちょっと挙げるだけでこんなにいます(適当に並べているので偉い順ではありません)。

名前が違うだけではなく,少しずつ専門分野が違ったりします。
当事務所では,朝日税理士法人というところと提携させて頂いており,税務の相談については,同法人に相談させて頂いています。また,登記に関しては司法書士,労働関係については社会保険労務士の方に相談しています。
やはり餅は餅屋です。

もっとも,皆さんが自分で適切な方を探すのは大変なことです。
それをお手伝いして,適切にご紹介するのも弁護士の重要な仕事だと考えています。