2013.12.23 [ 齋藤 健太郎 ]

昨日,ロースクール時代からの友人と会いました。
彼は,某企業において企業内弁護士として活動しています。
本当は,タイミングが合わなくて会わないはずだったのですが,昨日の悪天候のために彼の飛行機が飛ばなかったおかげで(?),運良く会うことができました。

彼と最初に会ったのは,北大ロースクールの試験会場でした。なんだか妙にモミアゲの短い怪しい男がいるなーと思っていたら,たまたま私が仲良くなった後ろの席の人と友人だったようで,それをきっかけに色々と話をしました。
よく考えてみたらもうすでに10年前になるんですね。今では彼のモミアゲも普通になってしまいました。

その友人とは入学後も,一緒に自主ゼミをやったり,田村善之先生という知的財産法の鬼のような先生のゼミで共に学ぶという経験も得ました。ゼミの発表には相当な時間を費やし,発表前1週間くらいはそればかりをやって,前日はほぼ徹夜でした。業務に追われてなかなか勉強の時間が取れない現在の状況から考えれば贅沢な時間だったと思います。

彼は,そのときに学んだ知的財産の知識を生かして,メディア関係の会社で活躍をしていますし,著作権の論文も発表しています。そういう姿を見ると少しうらやましくなりますが,私も出版関係,デザイン関係の顧問先の著作権の相談や,商標の相談や事件の依頼を受けることもあり,その際には学んだことが生きていると感じます。
久しぶりに彼に会って,今後は,知的財産の分野についても,より専門性を高めていきたいという思いを強くしました。次は彼の結婚式で会えるのではないかと楽しみにしています。