2014.01.28 [ 齋藤 健太郎 ]

昨年から担当させて頂いていた北星学園短期大学の授業「現代社会と法」が終了しました。
あとはレポートを採点するだけです。

2年間担当しましたが,この授業も新しい先生に引き継ぐことにしました。
慣れない授業で戸惑いも多く,果たしてどれだけ学生の皆さんにとって役に立つ知識を提供できたか自信がありませんが,私としては大変勉強になりました。
正直,事例形式の問題を作るのには多大な時間を要しましたので,レジュメが無駄になってしまうのは少し寂しいです。

テーマとしては,刑事事件,離婚事件,労働事件,交通事故,高齢者虐待,契約リスク,憲法問題など多岐に亘ってお話をさせて頂きました。いかに我々の生活が法律というものに囲まれ,支えられているのかが少しでもわかってもらうことを一番の目的にしました。

毎回の授業で,学生に簡単な感想のようなものを書いてもらっているのですが,その内容が毎回とても面白く,皆さんがどのように日頃考えているのか伝わってくるものでした。

難しいことを人にわかりやすく話すということは,本当に大変なことです。
でも,それができなければ弁護士としても失格です。ご依頼を受けた方や相談者の方に,わかりやすく話すということをこれからも心がけて行きたいと思います。

是非,学生の皆さんには,トラブルに巻き込まれないようにして欲しいと思いますし,何かあればいつでも気軽に相談して欲しいと思います。