2014.09.22 [ 齋藤 健太郎 ]

弁護士の仕事は文章を書く仕事です。今も午前1時近くなりますが,必死に連絡書を作成していました。

法律家たるもの文章もある程度格調がなくてはなりません。
安易に顔文字を入れたり,「(笑)」や「!」を連発したりということは断じて避けねばなりません。
たとえば
「すぐに支払って下さい。困ってます (´д`)
支払わない場合には法的にやりますよ!!
まあ,そんなことまさかないとは思いますが・・・(笑)」
とかはダメですよね。

でも,逆に怖くて払ってしまうかもしれませんね。

そんな格調高い文章を書きたいあなたにお勧めの言葉が,「畢竟」です。
この畢竟という言葉は,最高裁判決を含めて判決文でよく使われます。
それ以外にも,「しかるに」とか,「蓋し(けだし)」とかもよく使われますが,はっきり言ってあえて使う意味はありません。やはり格調高い雰囲気を作りたいのだと思います。

調べてみると畢竟は,元は仏教用語のようで,意味は,最終的にとか,結局とかのようです。
畢竟,ようわからん。