2014.09.29 [ 齋藤 健太郎 ]

友人の結婚式に出て不覚にも泣いてしまいました。
齢37歳にして人前でポロポロと涙を流すのはなんとも恥ずかしいものです。
なぜ泣いてしまったのかについては話せば長い話になりますので省略。

この年になってしかもこんな仕事をしてるとだんだんと心も歪んできて物事を素直に受け止められなくなります。
人の言葉をそのまま受け取れずに裏を読んでしまいがちです。褒められても,お世辞としか受け取れません。
そんな私も,実はドラマとか映画で簡単に泣いてしまいます。
こんな私がフィクションだとわかっていても泣いてしまうのは,どうしてなのでしょうか??
特に疲れているときほど泣いてしまう傾向にありますので,たぶん何か泣くことでストレスを解消したいのかもしれません。

結婚式は最近ではハワイで挙げる人とかもいますし昔ながらの式も減っているように思います。
どう考えてもキリスト教徒ではないのに教会式をやることの違和感とか、謎の外国人が出てきてへったくそな日本語でセレモニーを行うことの違和感はありますが、やはり結婚式というイベントは良いものですね。
いいんですよね,両親への手紙を読む時にあえて泣けるBGMが流れたとしても。
そこに娘から親への偽りのない感謝があればそれでいいんです。

偽りのない気持ちに触れて本物の涙を流す機会なんてそうそうあるものではありません。