2015.03.23 [ 齋藤 健太郎 ]
筋肉と骨はすぐにイメージできますし,説明も簡単です。
一方で,意外とわかるようでわからないのが,靱帯と腱です。
アキレス腱断裂によって有名な「腱」ですが,これは,「骨」と「骨格筋」という筋肉を繋ぐものです。
骨と筋肉がうまいこと繋がっていること自体に驚きます。
大きな筋肉によりすごい力がかかっても腱が簡単に断裂しないのですからたいしたものです。
一方で,靱帯は,「骨」と「骨」を繋ぐものです。
靱帯については,靱帯損傷という言葉は良く聞きますね。
最近では,ダルビッシュが右肘靱帯損傷となり,手術を受けたというニュースがありました。
なぜそんなことを突然言い出したのかというと,別に医療事件で勉強したからではありません。
またその話かよと思うかも知れませんが,実はマラソンの練習をしていると,膝の外側の部分が痛くなるのです。調べてみると,腸脛靱帯という靱帯が走ることにより痛めやすいということがわかりました。
ランナーズニーなどといわれており,慢性化するとかなりひどくなるようです。
フライドチキンを食べていても,これが腱かな?これが靱帯かな?などと考えてしまいそうです。