2015.07.13 [ 齋藤 健太郎 ]

最近たまに観ているアメリカドラマに「ホームランド」というものがあります。

8年間監禁されていた海軍兵ブロディが救出されて帰国するところから物語は始まります。

ブロディが家に戻ると,奥さんは親友とできており,子供達も親友を父みたいに慕っている。まあ8年経てば普通もう戻ってこないと思うよね。仕方ないよね。

ブロディはイスラム教に改宗していて,ガレージで夜中や朝にアッラーに祈ります。まあ8年もいればそうなるよね。

ブロディがテロリストの手先ではないかと疑ったCIAエージェントのキャリー,双極性障害があり,いつも不安定な精神状態でキーキー言っています。まあ,テロリスト相手に戦い続けてればそうなるよね。
なぜか捜査のためにブロディと関係を持ってしまうのですが,ほんとに好きになってしまう・・・。まあそういうこともあるよね。

実はブロディはテロリストの・・・。

とかなんとか非常に激しいドラマですが,なんとなく本質を突いているような気がして,引き込まれてしまいます。

イラク戦争の嘘。
テロリストが生まれる背景。
帰還兵と家族の苦悩。
CIAエージェントの破綻した生活。
精神障害の当事者を抱える家族。

ドラマから学ぶものもあります。