2015.09.28 [ 齋藤 健太郎 ]

あまりに股関節の調子が悪いので,整形外科受診してきました。

実は私は大人になってからはまともに病院を受診したこと自体がほとんどありません。
風邪を引いて病院に行くということもありません。昔から腰はよく痛くなるのですが,整形外科を受診するほどでもなかったのです。

しかし,今回はあまりに痛みと違和感が続くので何かあるかもしれないと思って初受診。
一人で病院に行くことだけでも新鮮な経験です。
証拠保全では何度となく病院に行っていますが,一人で患者として受診するのは何とも不思議な気分です。

おおっ!これが問診票か!いつも医療事件や交通事故で見てるやつだな。
鉛筆で書くのか・・・。ボールペンじゃないんだな・・・。
レントゲンを受けてもいいかという質問・・・「はい」に○。

その後,名前を呼ばれて行ってみると,いきなり技師さんから「レントゲン撮りますね〜」と言われました。
整形外科ではレントゲンって受診する前に撮るものなのか?!
まあ問診票も書いているが,診察しないと検査右の必要性はわからないのではないか・・・。

などと思いつつ,レントゲンでは,若い女性の検査技師に,シャツを脱ぐだけでなく,ズボンも脱ぐように指示を受けて,とまどいながら,パンツのまま6枚くらい撮影されて被爆。

さて,ようやく先生の診察です。
「よし,そこに寝て!」
「ここ痛いか?そうか痛いか。まあみんな痛いよな!」
という謎の発言も飛び出しましたが,レントゲン所見から「椎間板ヘルニア」疑いということでMRI撮影をすることに。
私は前から腰は悪いので,一度しっかり検査するのはありだなとは思いましたが,股関節自体に問題があると嫌なので,おそるおそる,「あのぉ。痛いのは股関節なんですけど・・・」というと,
「そうか。じゃあ立って!痛いか?そうか。大腿四頭筋炎!筋肉が痛いってことだな!」
晴れて二つ病名がつけられました。

言われてみると,股関節は痛いけど,太ももも張るし,足の方がぴりぴりすることもあり,腰痛も併発しているようなのでたしかにヘルニアが悪化しており,その神経痛が股関節にも出ているのかもしれないとは思いました。
しかし,なんとなく股関節自体も痛いような気もしていますので少し不安ですね。

手で押した所見を大切にする医師の姿勢というのは,何とも言えない信頼感を生むものですね。
最近はCT,MRIを含む検査が発達していますが,腹痛の診断では触診の意義は決して低くないと言います。

次はMRIの予約をしてきました。
若干閉所恐怖症の私が30分も狭いところに入れられて発狂しないか心配です。