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齋藤 健太郎弁護士ブログ

きたかろう

2016.03.29 [ 齋藤 健太郎 ]

あの有名な安藤忠雄さんが設計したという,北菓楼の本店に行ってきました。

子どもを連れて「アーロと少年」とかいう映画を見に行くついでにちょこっと寄っただけなのですが,古い建物を活かしつつもとてもオシャレで,良い場所でした。
斜め向かいが日銀札幌支店,何軒か隣は中央警察署という,極めて物騒な場所にあり,やや雰囲気は重苦しいのが難点でしょうか。

2階から写真を撮っていると,1階に友人夫婦の姿が見えました。
夫の方とは家を出てすぐにあったばかりでしたので驚きました。
もしかしたら尾行されたのかもしれません。

2階にはメモリアルホールがあり,札幌の古い地図が置いてありました。
その地図で自分が今住んでいるところを探してみると・・・山というかスキー場でした・・・。
札幌も発展したものです。

話は変わりますが,今日は酷い1日でした。
朝起きてすぐにiPhoneをゴミ箱に落として画面を割り,その後シャワー浴びた後に屈んだらぎっくり腰になり,家に財布と手帳を忘れ,iPhoneの修理をしたら2万2000円以上かかり,現在,風邪が悪化している状態。

明日はいいことあるといいんですが。

癌の告知

2016.03.29 [ 齋藤 健太郎 ]

私が子どもの頃は,癌だと医者に告知されるのは家族だけで,本人には言わないというのは当たり前のことでした。

ドラマとかでも,癌だと告知されているのに,妻が「お父さん,胃潰瘍だってさ」と言う。「そうか〜」と安心するお父さんが,だんだんと痩せていって,自分の病名を知らないまま死んでいくというのはよくあるシーンでした。
たまに,「もう長くないのはわかっている・・・」とかなんとかいって,癌だということを家族に言わせようとするのですが,家族は「何言っているのお父さん!そんなことないわよ」と言ってごまかすなんてシーンもありましたね。

ところが,20年ちょっとで,時代はすっかり変わってしまいました。
告知は当たり前のことになりました。
よほどの事情がない限り,本人に告知します。
自分のことなんだから知らないとおかしいですし,死ぬための準備や死ぬまでに伝えたいことなんてものもあるのではないかと思いますから,告知しないでそれを奪ってしまうのも酷い気もします。

私が持っている古い本に,「ユダヤ人が見た日本人」的な本があるのですが,その本でも,日本人が癌の告知をしないのが「人権侵害ではないか」とまで言われていました。
たしかに日本人には,欧米人とは違って,死を受け入れる文化や宗教がなかったのかもしれません。

でも,実は,告知はしなくても,「ああ自分は癌か何かで死ぬんだな〜」ということは多分わかっていたのでしょうね。
家族も,お父さんはわかっているんだなと薄々気がつきつつも,互いに気がつかないフリをして,なんとなく死を迎えていく。そのような,とても曖昧な,いかにも日本人的対応だったのかもしれません。

原因はよくわからなくても死期はなんとなくわかるとすれば,ほぼ助からない癌を告知するのではなく,なにもなかったかのように過ごすという選択もあってもいいのかもしれません。

変動地形学と津波

2016.03.21 [ 齋藤 健太郎 ]

最近,お勉強していることがあります。
変動地形学と津波についてです。

いずれも泊原発差し止め訴訟のための勉強ですが,いずれも文系の私には馴染みが少なくて難しい。

しかし,変動地形学は,活断層がどこにあるのかということを,地形や現地調査から探っていく学問で,知れば知るほど面白いです。そして,原発の立地について,これまで十分にこの変動地形学の観点からの検討がなされてきていないのが大きな問題であるということも同時に感じています。
津波についても数式とかが出てくるとチンプンカンプンですが,基本的な原理はしっかりと勉強しないといけないと思って頑張っています・・・。
まあ,新たなことを勉強するのは,年齢とともに固くなった頭にも良いかもしれません。

科学的なことだから理解できない,政府に任せるしかないというのでは,原発の危険性に対する審査を放棄するのと一緒です。
そういう意味では,福島原発事故前の司法の姿勢というのは,政治への配慮,専門的判断への不介入という名のもとに,司法審査の放棄をしてきたのだと思います。
絶対にメルトダウンは起きない。だから対策も必要ない。そう言ってきた電力会社をそのまま信じてしまったのです。

東電は,事故発生から2ヶ月後に至ってようやくメルトダウンが生じていたことを認めましたが,先月になって,新たな調査の結果,メルトダウンの判断のマニュアルがあることが判明し,それにれば3日後にはメルトダウンと判断できたとのことです。
東電の社長は,隠蔽ではなかったなどと言っていますが,当然全員が知っているべきマニュアルがあるのに,隠蔽ではないという理屈がどうすれば成りたつのかよくわかりません。
常に,本当のことは隠して,安全なフリをするという隠蔽体質があるのではないでしょうか。

とはいえ専門外のことはやはり難しい・・・集中的に勉強する時間が欲しいですね。

退屈について

2016.03.21 [ 齋藤 健太郎 ]

今日,退屈に関するちょっとした記事を読みました。

私は,最近退屈だなあと思ったことはありませんねえ。
最近というより,とても長い間,退屈を感じたことはありません。

試験勉強している頃は勉強ばかり,仕事を始めてからは仕事ばかりでした・・・。
時間があったとすれば,疲れ切ってゆっくり休んでいるか,やりたいことをやるので,退屈ということは考えたことはありません。

でももう少し考えてみると,退屈にも色々あって,電車が来るのを待つ時間や,人を待つ時間など,短時間だけど拘束されてしまう時間があります。
最近はスマホがあるので,そんなに苦痛じゃありませんが・・・。

その記事の中で面白い話がいくつかありました。
15間ただじっと座っているということと,電気ショックを受けるということのどちらを選ぶかという実験をしたところ意外にも4分の1の女性,3分の2の男性が,1回以上,電気ショックを受けたというのです。中には190回もやった強者もいたとのこと。
さすがに全身のショックではなくて指だけとかだとは思いますが・・・。
それぐらいなにもしないよりは,何かしていた方がマシという人が多いということなのでしょう。

もう一つは実験ではありませんが,ナルホドという内容。
空港に到着した後に,荷物を拾う時間がありますよね。その待ち時間が長いということで,ずいぶん苦情があったようです。
そこで航空会社の人は,到着口と荷物の受け取る場所を遠くにして,そこまで歩かなければならなくしたところ,なんと苦情は全くなくなったということ。
それぐらい人間は何もしてないより,何かをしている方が良いということなんですねえ。

とにかくやることが沢山あるのは幸せだというのはわかりました・・・。

にじ色こども食堂

2016.03.15 [ 齋藤 健太郎 ]

子どもの権利委員会の関係で,豊平区月寒にある「にじ色こども食堂」を視察し,食事も頂いてきました。

子どもの貧困が問題となっています。
そこで,「こども食堂」というものが各地にあって,食事を安価または無料で提供しています。
このような問題に少しでも力になろうと思う人達がいて,それを支える人達がいるということを知り,嬉しく思うとともに,自分がなにもしていないことを恥ずかしく感じます。

日々,仕事に追われて生きる毎日ですが,私に出来ることはないか考えてみたいと思います。

↓ 入口の様子です。
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recurring dream

2016.03.15 [ 齋藤 健太郎 ]

繰り返し見る夢ってありますか?英語ではこのように言うようです。
大抵の人は同じような夢を見ることがあるのではないでしょうか。

本日は私の夢を披露することにいたします。

【テスト関係の夢】
 テスト人生を歩んできた私にとっては,年に4〜5回は見る夢であり,とても嫌な夢です。
 大体パターンが決まっています。
 弁護士になっているけど,実はまだ受けないといけない試験がある。なのにその試験勉強を直前まで全くやっていなくて,絶望して目が覚める。目は覚めるけど意識がもうろうとしていて,自分が弁護士になっているのか自信がない状態が続く・・・。
 この話を弁護士仲間にすると,ほとんどの人が同じような夢を見ていることを知って笑えます。

【人を殺す夢】
 はっきり誰かを殺すわけじゃないのですが,事実として人を殺してしまったということだけは認識しています。
 なぜ殺したのかとか,どう殺したのかはわからないのですが,とても汚れてしまい,取り返しがつかないことをしてしまったという感覚から離れられません。これも目が覚めてからしばらくは本当は人を殺したのではないかと考えてしまいます。
 私の前世はおそらく武士かなんかで何人も人を殺したのかもしれません。その業,すなわちカルマが・・・それとも呪いか・・・。

 要するに不安感とか罪悪感とかに苛まれながら生きているということなのでしょう。
 不安といえば,最近,札幌の某弁護士が犯罪で逮捕されましたが,その弁護士があまりに身近だったために,なぜか自分も逮捕されるのではないかという不安感に襲われたことがありました。前世で人は殺したかもしれませんが,それ以外になにも悪いことはしていないはずですが・・・。

 他にも高いところから落ちる夢とか色々ありますが,これ以上は恥部を曝すことになるので,あとはご想像にお任せいたします。
 人生は夢の如し。

スキー教育

2016.03.07 [ 齋藤 健太郎 ]

私は子供の頃からスキーが大好きでした。
中学校に入ってからはほんとは部活動をしたくてたまらなかったのですが、父親がうるさいことばかり言うので結局帰宅部のままでした。いまでも恨んでます。
まあそれでもスキーにだけは行っていました。

しかし、いつの間にか全くスキーに行かなくなってしましました。
なんでかわかりませんがなんとなくタダ滑るというのに飽きたのかもしれまぜん。
競技でもやっていたら違ったのかもしれません。もし部活動でもやっていれば・・・やはり恨んでます。

まあそんな私も親としてスキーくらいは子供に教えてやるべきではないかと思ってこの度、ばんけいスキー場というすぐ近くにあるスキー場に子供達を連れて行きました。それでも子供達は全く滑れるようになりません。
歩くのもほぼ不可能。
転んだら起きられない。
一緒に滑っても意味があるのかよくわかりません。
そこでもうスキー場に連れて行くのはもったいないので近くの草笛公園に行くことにしました。
これがスキー向きの素晴らしい坂のある公園なのです。
小学生の頃にスキー学習はここでやったぐらいです。

息子(4歳)の方は,面倒なのでとにかく上に引っ張り上げて上から落とすという乱暴なことを繰り返してみましたが、全く怖がることもありません。最後は大コケするのに何度でもやります。
でもこれが一番練習になる気がします。

息子さん奇跡的に一度だけ立ったまま滑ることができました。
ぜひご覧下さい。下でうごめいているのは怖くて全く滑られない娘(5歳)です。

私も父親に連れられてスキーを教わってスキーを好きになったのでしょう。たぶん。
お父さんありがとうございます。でもやはり恨んでます。

東京に行けず

2016.03.01 [ 齋藤 健太郎 ]

昨日は子どもの権利委員会の関係の集会に出席するために東京出張予定でした。

朝5時半に起きて8時の飛行機に乗ろうと家を出たらものすごい天気。
これはダメかなと思いつつ新千歳空港に行きましたが案の定遅延しているとのこと。次から次に欠航していきましたが、私の便はなかなか欠航しません。
JALの飛行機だったので、先日の出火した事件も頭をよぎります。
外を見るとなんだか機械でスプレーみたいなものを機体にかけていて(写真参照)、無理しなくてもいいのにと思いつつ、待ちます。
image.jpeg

しかも突然搭乗口付近が異常に寒くなってきて冷たい風が吹いてきました
しかし欠航しないなら限り待つしかありません。


しばらく待ちましたが結局しばらく飛べないということになり、集会が終わる頃に行っても仕方がないのでやめました。

立ち去る直前にグランドホステスのお姉さんに事務的な話を聞いたのですがあまりの寒さで手がかじかんでいる様子。
たまたま持っていた汚らしいカイロをあげたところ、
『お名前は・・・』とのこと
ついついセザールと言ってしまいそうでしたが名乗るほどのものでもありませんよと立ち去ってきました。
たぶん捨てられていることでしょう。
セザールがわからない地域の方や年齢の方はぜひ検索してみてください。

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