2016.06.06 [ 齋藤 健太郎 ]

世の中にはいつの時代でも詐欺はなくなりませんが,それと同じようになくならないものがあります。

たとえば健康食品とか健康飲料。
身体にいいというので流行りますがその効果はわかりやすいものではないので,効果があったともないともいえない。だから気持ち次第で,効果があったような気分になって元気になる。いわゆるプラセボ効果が主体ではないかといつも感じています。
栄養ドリンクもおそらくはカフェインの効果がかなり大きくてそれによる興奮作用で,元気になるだけじゃないかとか・・・。
コンドロイチンを摂取したところで,ただアミノ酸に分解されてしまうだけで意味ないんじゃないかとか・・・。

そういう私も,実は健康オタクで,いつも何を食べたら健康にいいかとか,何が身体に悪いかとかいつも調べているような人間ですので,あまり人のことは言えません。
しかし,サプリやドリンクではなくて,何を食べるかが健康のために本当に大事だと思っています。
日本人が長寿なのは間違いなく食生活のおかげでしょう。
少なくとも,昔の人間はこんなに心筋梗塞や脳梗塞にはなっていなかったし,糖尿病にもなっていなかったと思います。
最近見たドキュメンタリーでは,昔は虫歯もなかったということです。
糖分がミュータンス菌をはびこらせてしまったのです。

同じような話ですが,「〜ダイエット」というのがあって,一時的に流行るのですが,気がつけば忘れられていますよね。
私の記憶では,昔「りんごダイエット」とか「卵ダイエット」というのがありました。ひたすらその食品ばかりを食べるというものですね。
特に卵ダイエットは知り合いのおばさんがこれで痩せたとか痩せなかったとかで,うちの両親も一時期卵ばっかり食べていたという思い出深いものですね。
今では皆様ダイエットする気力すら失いつつあります。

最近よく「糖質制限ダイエット」という言葉を聞きます。
全然詳しいことは調べずに,適当なことを言わせてもらいますが,糖質制限って,甘い物とか炭水化物を食べないという当たり前の話なんじゃないでしょうか。
意外と肉や脂のカロリーは高くなくて,糖分の影響が大きいというのは前から言われていることですし,いまさら糖質制限って言われても私は憤りを感じるのです。

なぜかといえば・・・糖質は人間の身体,特に脳にとって極めて重要なエネルギーだから・・・ではなく,
白いご飯が食べたいからです!
白いご飯が大好きで大好きでたまらないからです!
ご飯なしの人生なんて価値がありません。
白米なしのカレーとか意味ありますか?

そんなこと言われなくたってわかっているんですよ。

糖質制限とか言わなくても,以下のルールで十分ではないでしょうか。
1 ジュースは飲まない。
2 間食しない。お菓子食べない。アイス食べない。
3 ランチはご飯・パスタの大盛りしない。
4 コーヒーに砂糖は入れない。
5 ご飯のおかわりは1杯まで(夕飯のみ。たまに2杯)。

おかげさまで上記のルールを守った結果,徐々に増量し,北海道マラソンからすでに5kg近く増えました。
皆様方におかれましては白米を大量摂取する場合には,上記のルールに加えて適度な運動を加えることをお勧めします。

追記:6/7 13:35
当職はお腹が空いてしまい,トムヤムクンカップヌードルを食してしまいました。
上記のルールには
6 深夜に食事しない。
を付け加えて頂けると幸いです。