2016.08.22 [ 齋藤 健太郎 ]

医療事件をやっていると,薬の名前を結構覚えるようになります。

結構お気に入りの名前の薬というのがあって,なんだか語感がいいとか,語呂がいいとか色々とあります。
市販薬だといかにもというのありますよね。「ストッパ」とか・・・「キャベジン」とか・・・。

たとえば・・・
クラリス 抗生剤ですが,素敵なお名前です。
リリカ これまた素敵なお名前です。付き合えるような気がします。
クロピドグレル 抗血小板薬です。なんかいい響きですが,ちょい悪な感じも。
ドンペリドン 吐き気止めですが,なんか高いお酒のような,イタリアのマフィアのような・・・。
プリンペラン これも吐き気止めです。なんかプリプリでペラペラな軽い感じが忘れられない。
デカドロン なんだか呪文のようです。
タココンブ 海産物のようですが,組織接着のためのシールみたいなもののようです。
ヨーデル 下剤・・・説明不要。
ドルミカム ほんとかどうか知りませんが,ドリーム・カムから来ているとか・・・。

いわゆるジェネリックの名前がたまに面白いときがあるようですが,実際には厚労省が医療事故を起こさないような名前にするように指導しているようですねえ。

まあ,こんなことは事件とは何の関係もありませんが・・・。