2016.08.29 [ 齋藤 健太郎 ]

皆様,マラソンから引退して丁度1年を迎えますが,その記念日にマラソンしてきました。

実は,まだ復帰できるのではないかと淡い期待を抱いていた頃に,うっかりエントリーしていたのです・・。
その後,結局全く練習できないままでしたので,出る気はなかったのですが,何人か友達も出場することもあり,なんだか楽しいイベントに参加という気分で出ることになりました。

両親や妻からは何を考えているかわからないと反対され,批難され,蔑まれましたが,そんなのに負けるわけにはいきません。
私には私のマラソン人生があるのですから。

では,この1年間の齋藤健太郎選手の涙ぐましい努力をおさらいしてみましょう。
若干前後しているかもしれませんが。

脚〜股関節〜腰に継続する痛み
4時間切りを威勢良く宣言,24時間のジムにも入会
MRIで発狂寸前になりながら椎間板ヘルニアと診断,引退を覚悟
股関節唇損傷とも診断され,引退をほぼ決意

その後,エントリーしていた豊平川マラソン,美瑛マラソンを見事に見送り,満を持して北海道マラソンへ突入しました。

結果,18kmまでは走りましたが,両手の小指あたりがシビレ始めたので,さすがにまずいかなと思って,そこから2kmは歩いて,20kmの関門不通過。
なんだかよくわからない足の痛みと暑さで頭がおかしくなりそうでしたが,「第二次世界大戦の日本兵はもっともっと苦しかったんだ!」とか思って頑張りました・・・。
まあ,ほとんど歩いているようなものでしたが。

初めて体験しましたが,時間切れになると後ろから車が来て,
「関門閉鎖してますから,歩道に上がってください!」
といわれて,近くのバスに乗せられます。
バスの座席には汗で座席が汚れないようにバスタオルが敷かれていました。

さて,来年は参加するのでしょうか???