2016.11.28 [ 齋藤 健太郎 ]

魚を氷の中に入れたスケートリンクを作ったら,ひどい批判を受けたというニュースがありました。
しかも,供養までするんだとか笑

私は,このニュースには,悪趣味だということで批判を受ける可能性があることを考えなかったのはどうかな・・・という感想ですが,それ以外のことは何とも複雑な気持ちです。

生き物を殺すこと自体はとても嫌ですし,できればない方が良いと思う一方で,食物としてや,単なる人間の都合で大量の生き物の殺戮が行われている現状を考えれば,そのことに目を瞑っているだけではないかとも思います。
足の下で踏むのは・・・みたいな話もありますが,それは魚にとってはどうでもいいことでしょう。
昔,ご飯粒を残すとお百姓さんに申し訳ないみたいなこと言われて,どうせお百姓さんは見てないしなあと思ったのを思い出します。
あと,魚をキレイに食べないと魚がかわいそうというのも,どうせその前に殺されてるのにな・・・と思って納得できませんでした。
あまのじゃくだったわけです。

ちなみに,実は,気仙沼にも氷の水族館というものがあるようです(震災で閉館しているみたいですが)。

そもそも,
大量の剥製が作成されている。
趣味のために狩りや釣りが行われている。
実験のためにネズミやハムスターは虐殺されている。
ほとんどの乳牛の雄は役に立たないので肉にされる。
競走馬の多くは寿命を達することなく殺され,一部は肉にされる。
野良犬・野良猫はもらい手がなければ殺処分される。

これを機にそんなことをもっと考えるべきなんじゃないでしょうか。