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齋藤健太郎弁護士 小西政広弁護士 神村 岡弁護士

刑事事件での控訴

2016.10.22 [ 神村 岡 ]

刑事事件で第1審の判決を受けた後,内容に不服があれば控訴することができます。

しかし,第1審の判決後に示談の成立など有利な情状が発生した場合でなければ,控訴審で第1審の判決が変わることはあまりありません。そのため,被告人から控訴の希望を言われた場合,必ず厳しい見通しをお伝えすることになります。

それでも,控訴審で覆ることもあります。

先日も,北海道内の話ですが,第1審で実刑判決を受けた被告人が控訴したところ,控訴審で執行猶予付の判決に変わったということがありました。

その被告人は執行猶予中に犯行を犯してしまい,特別な事情がなければ再度執行猶予がつくことはないのですが,控訴審の弁護人(国選弁護人は審級毎に違う弁護士が担当します)がしっかりと特殊事情を主張し,環境調整も行った結果,控訴審で再度の執行猶予が認められたのです。

このような素晴らしい成果は刑事事件ではなかなか得られないのですが,諦めずにやるべきことをやれば,ときにはこのような結果もついてきてくれます。

刑事事件に限らず,困難と思われる事案に取り組むときの基本的な姿勢ですね。

京大の留年に対する寛容な態度

2016.10.19 [ 小西 政広 ]

http://blogos.com/article/194478/

留年は多数の人が経験する普通のことということのようです。

思えば私は大学1年生の時に単位を取らなすぎて,恐れながら2年次の単位を必死に取りました。

無事に4年で卒業できたわけですが,確かに言われてみると,留年したからといって実際の人生に悪影響がでるということはあまりないような気がします。司法浪人をしていたのであまりそういう1年に対する感覚が鈍いのかも知れませんが。

実際の悪影響は学費と生活費くらいでしょうか。

留年をすると言うことは,定められた道からずれたところも歩けるということを体験する良い機会なのかも知れません。

昨日大学を3留した人と会いました。地位のある方ですが,なんとなくその人の魅力は3留があってこそなのかなと思いました。

倶知安

2016.10.15 [ 神村 岡 ]

異業種交流会の集まりに参加するため,1泊で倶知安に行ってきました。

普段あまり行く機会のない倶知安という街で,しかも夜遅くまで飲むというなかなか面白い体験をしてきました。
「都通り」というのが倶知安の繁華街のようです。

また,翌日の午前中に,地元で会社を経営されている方にニセコヒラフ地区を案内していただきました。

前から話では聞いていましたが,外国人投資家によるおしゃれで豪華な新しい建物がいくつもあり,建設中のものも数多くありました。
どれも普段はあまりお目にかからないような立派な建物ばかりでした。

6年ほど前にニセコに行ったときにはスキー場とその周辺というイメージでしたが,今はまさに別荘地という感じです。
お金が集まるとこうなるのかと感心してしまいました。
一見の価値ありですよ。

過労死事件におもう

2016.10.10 [ 齋藤 健太郎 ]

電通の過労死事件についてです。

法的なことではなく,ただ想うことを書きます。

まず,仕事と会社に命を奪われた髙橋さんには,心より哀悼の意を表します。
ご両親の思いを考えるとやりきれない気持ちになります。

さて,長谷川さんとかいうどこかの教授が,以下のようなことをFacebookに投稿したということで炎上したようです。
良い題材なので引用。一部引用するのは不適切な内容なので全文引用。

「月当たりの残業時間が100時間を越えたくらいで過労死するのは情けない。会社の業務をこなすというより、自分が請け負った仕事をプロとして完遂するという強い意志があれば、残業時間など関係ない。自分で起業した人は、それこそ寝袋を会社に持ち込んで、仕事に打ち込んだ時期があるはず。更にプロ意識があれば、上司を説得してでも良い成果を出せるように人材資源を獲得すべく最大の努力をすべき。それでもダメなら、その会社が組織として機能していないので、転職を考えるべき。また、転職できるプロであるべき長期的に自分への投資を続けるべき。」

素晴らしいプロ意識です。
しかし,人に酷使され続けることと,自分の意思で努力することとを同視するのは明らかな誤りです。
酷使される場合には限界があります。ある一定のところを超えると,うつ状態に陥るリスクは誰にでもあります。
その時点では判断力も低下し,もう容易に逃れられなくなります。
自分の成功体験をもとに判断するのは誤りです。

逃れられなくなる苦しさというのは,いじめ,パワハラでもあることです。
物理的にはやめればいいだけなのですが,社会が強要しているものを敏感に感じ取って,逃れられなくなります。

今回の件,労働時間の異常さが際立ちますが,一歩進んで考えてみると,亡くなられた方の人生や仕事に対する価値観というものが,その年齢や経験の不足もあって,十分に確立されていなかったのではないかということも思います。
たぶんその異常さから早い時期に耐えられずに転職した方もいたでしょう。
要領よく乗り切った方もいたでしょう。

いずれにせよ,会社がうつ病の方や自殺する方を作るようなことは絶対にあってはならない。若い方には十分なサポートを。
働く方も,金のために働くのであって,仕事や会社のためにうつ病になったり自殺することは意味の無いことだと思えるような社会に。

前にテレビで,北欧の国の企業が日本に店を作るというプロジェクトに密着しているのを見ましたが,その際に,日本人の社員が必死に仕事をしているのに,17時(18時だったかな?)を過ぎると外国人の上司がマジギレして,「早く帰れ!何やってるんだ!」と無理矢理家に帰すのを見ました。結局,帰らされた社員は家で仕事をしていたのを見て笑いましたが,それが日本の文化です。

強迫国家である日本という国が抱える病理をよくよく考えなければならないと思います。
私は,自分の子どもには,忍耐強さとともに,逃げることの大切さも教えたいと思います。

小島慶子さんという方の投稿も参考になります。少し感情的過ぎるようにも思いますが,我々はもうつまらない会社中心の価値観やジェンダーに縛られる必要はないんじゃないかということを痛切に感じますね。

対人対物無制限であればどれも同じか。

2016.10.10 [ 小西 政広 ]

車を運転する場合には,当然のことながら任意保険として,対人対物無制限の保険に入ります。

実際,最終的にはこの保険に入っておけば,どのような事故を起こしても,金銭的には負担がありません。

しかし,保険会社の方針によっては,被害者への対応が悪い,支払が少ない,などの事態が生じやすい場合があり,その場合には,長期化したり,裁判の相手方になってしまいやすくなります。過失割合に争いがある場合には,仕事を休んで法廷に出なければならない負担もありえます。

金銭的に負担はないとはいえ,ずっと事故の件が解決しないのは気持ちが悪いです。

保険の内容だけでなく,保険会社自体の選択が意味を持つこともあるわけです。レアケースかも知れませんが。

MRIの結果

2016.10.08 [ 神村 岡 ]

先週の土曜日に,MRI検査を受けてきました。

大きな機器が体のすぐ上に来るのに圧迫感を感じましたが,約30分の検査中はほとんど寝て過ごしました。
たまに大きな音にどきっとして起こされましたが。

結果は,左肩関節唇損傷で軟骨の一部が折れてしまっていました。
靱帯にも少し炎症の痕が見られましたが,痛みが出てから安静にしていたためか,それほどひどい状態ではありませんでした。

手術をすれば軟骨の損傷部位は直せるようで,プロのスポーツ選手であれば通常手術を受けるとのことでしたが,日常生活には問題ないとのことでしたので,私は手術は受けません。

問題はアイスホッケーですが,医師によれば勧めないが遊べないこともないということでしたので,様子を見ながらやってみることにします。

今回の肩を痛めていろいろ調べてみましたが,肩というのはデリケートな部位のようですね。
腱に負担をかけず,なおかつ関節が固まってしまうこともないように上手くケアしていきたいと思います。

長い眉毛

2016.10.05 [ 小西 政広 ]

1年くらい前くらいから,1本長くなる眉毛が生えるようになりました。

最近気がついたら3本になっています。

美容室で何気なく話してみて,「そのくらいの年だとそうだよね〜」なんて言われるのかなと思ったら

まだ早いんじゃない?

って。そうですか。

漫画好きの血

2016.10.03 [ 齋藤 健太郎 ]

私も姉も小さい頃から漫画が大好きでした。
お年玉やお小遣いで買うのは常に漫画でした。
昔はコミックは1冊360円だったのですが,いまは高くなりましたね・・・。
我々の部屋は2階にあったのですが,いつも勉強するフリをして,漫画を読んだりしていました。引き出しにいつでも隠せるようにしながら読むというテクニックもありました。寝たフリをして漫画を読むのもいつものことでしたね。

しかし,敵(母)も我々を欺こうと,こっそりと忍び足で階段を上ってくるのですが,敵は階段を上る際に,足の関節が「パキッ」となるので,その音を注意深く聞いていれば,十分に対応できるのです。
なぜあんな音がしたのかいまだにわからないのですが,歩いていると自分の足からも同じような音がすることがあります。

そんな姉も40歳,来年には41歳になるのですが,いまだに漫画が好きなようです。
睡眠時間を削り,お金を相当使って(年間10万円以上),漫画を読み続けているとか。
某宝石店の店長という忙しい仕事をしながらも,漫画をあきらめないその気持ちには感服いたします。

その姉から勧められて「僕だけがいない街」という漫画を読みました。
少しだけ読むつもりが,気がつけば1日で8冊を全冊制覇していました。1日で5600円が飛んでいきました。
姉に報告したところ,「それでこそ私の弟」とのお褒めの言葉を頂きました。

次は何を読もうかな・・・。
しばらくクレイジーな姉には関わらない方が良いように思います。

明日は人生初のMRI

2016.10.01 [ 神村 岡 ]

先日,かなり久しぶりに整形外科に行きました。

アイスホッケーでフェンスに激突したのがもともとの原因にはなっていると思うのですが,1年以上前から左肩に違和感があり,1,2か月前から左腕を大きく上げると痛みが走るようになり,先日のアイスホッケーで何かやらかしてしまったのか,その2日後くらいから痛みが強くなり,何をしていても常に痛いという状態にまでなってようやく受診しました。

まずはレントゲンを撮りましたが,その結果,肩の骨の一部に少し盛り上がりがあり,症状からして,その盛り上がりの部分と腱?が擦れてどうにかなっている可能性が高いというようなことがわかりました。
そして,とにかく腱の状態を見るためにMRIを撮ってみようということになりました。

場合によっては手術も必要ということも言われ,気分はまな板の上の鯉ですが,MRIは初めてで,なかなか独特な経験ができると聞いているので,そこは少し楽しみです。

ただ,受診日にあれだけひどかった激痛は,その後2〜3日左肩を安静にしていたところ嘘のようにほとんど治まってしまいました。
腕があがらなかったのも,痛みのせいだったようです。
頓服で処方されていた強力な痛み止めも結局使っていません。

さて,どうなることやら。

原本と写し

2016.09.28 [ 小西 政広 ]

大学生の頃,法律事務所でアルバイトをしていた時期があります。

その時期に,「記録に頁番号を振っといて」といわれたので,素早く全記録に頁番号を振りました。

ボールペンで

酷く怒られましたね。

今自分が扱っている記録で,「原本」か「写し(コピー)」かを問わずにボールペンで番号を振られたことを想像すると恐ろしい。

いろいろなケースがもちろんありますが,「原本」は,この世に一つしかありません。

何らかの文書を原本として裁判所に提出する場合には,その作成者を明示して提出します。

その作成者の意思の顕れとして,その文書の中身になっているのだ,ということを証明するためです。

その中に,誰か他の人間が付した消えない数字が振られているとなると,その数字の作成者は,まさにその数字を書いた人あるいは書かせた人になってしまいます。

私のミスの事例では,その後さほど問題にはならなかったかもしれませんが,法律事務所での仕事で特に注意しなければならないことの一つです。

同様に,我々弁護士でなくとも,重要そうな書面に何らかのメモ書きなどしないようにしてください。

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