2014.03.02 [ 齋藤 健太郎 ]

今日は私は刑事待機日という日です。

みなさんが思うよりも毎日たくさんの犯罪が起きています。
覚せい剤の事件とか窃盗とか詐欺とか・・・。

そんなこんなで逮捕されてしまった方はどうやって弁護士を頼むか知っていますか?
元から知ってる弁護士がいるという場合には名前と連絡先を言うだけで弁護士を読んでもらえます。まあ平日なら事務所がやっているのですぐに連絡もついて弁護士を呼ぶことができます。それ以外にも多いのが奥さんや父親などの家族が知り合いを通して弁護士を探す場合です。
このような形で呼ぶときは「国選弁護人」ではなく「私選弁護人」として依頼を受けることが多いでしょう。
私も,そんなに多くはありませんが,たまに私選弁護人として依頼を受けることがあります。

一方で,逮捕された方が弁護士を知らないという場合は困ってしまいます。弁護士を探そうにも留置場の中にいると相談に行くこともできません。そういうときに力を発揮するのがこの当番弁護士制度です。
この当番弁護士の名簿に登録している弁護士は月に一回くらい待機日というものを割り当てられています。その待機日には休日であっても電話が通じる状態にしておかなければなりませんし電話がかかってきたら出来るだけ早く警察署などに接見にいかなきゃいけません。

前置きが長くなりましたが昼過ぎに電話があり事件が割り当てられました。
人数がそれなりにいるので今日は当たらないかなと思っていましたが,事件が結構あったようです。
さて,一体どのような事件でしょうか?