2015.12.07 [ 齋藤 健太郎 ]

こういう仕事をしていると,どうしても心が疲れる瞬間があります。
依頼者の方からみれば,「疲れている場合か!死ぬ気でやれ!」という感じかもしれませんが,そりゃあ疲れるときもあります。

でも,疲れを感じる気持ちになることが,人間的な感情や,自然な感覚を保つために必要ですし,弁護士として良い仕事をするためにも必要なことだと思います。

実は,無理をすれば,走り続けることができるかもしれません。
しかし,疲れを感じなくなったら危険です。
良いアイデアや,高い集中力は,ただやり続けていれば生まれるというものでもありません。
ふとしたときに良い発想が生まれることがありますが,仕事をしているときではなく,何気なく他のことをしているときに思いつくこともよくあります。

また,弁護士という仕事は,色々なことに興味関心がないといけません。冬囲いにも関心がなければいけません。
そのようなフレッシュな気持ちがあって初めて事実をより良く知ろうという気持ちも生まれてきます。
小説を読んだり,映画・ドラマを観ることで,豊かな気持ちを取り戻すこともできます。
一昨日,ゲゲゲの女房の総集編の再放送を観たのですが,なんだか感動して何度か涙を流してしまいました。
まあ,私は少し病んでいるのかもしれません。

病んでいるといえば,北海道マラソン以降,脚の付け根の痛みが取れず,3ヶ月以上走っていません。
走りたくて仕方ないのですが,やはりここで無理をしても危険なのでまだ控えています。
徐々に体重も増加し,ストレス解消もできず,困っています。
こちらの疲れは予想外になかなか回復しないようです・・・。