2016.06.01 [ 小西 政広 ]

弁護人として刑事事件を取り扱う場合,被告人の更正のために,裁判後の被告人を受け入れる社会の受け皿を工夫することがあります。

しかしこれがなかなか上手くいきません。

裁判の直後くらいは良くても,継続しないのです。

結局他人に用意された受け皿では本人にフィットしづらいのか,受け皿の作り込みが甘いのか,よくわかりませんが難しいです。

他人の人生に手を加えようとすることがいかに難しいか,考えさせられています。