2010.02.11 [ 齋藤 健太郎 ]

先日、道南の某病院に証拠保全というものに行ってきました。
片道6時間くらいかかるので、行って帰ってくるだけでもヘトヘトになりました・・・。

証拠保全とは、裁判所が病院に行って、医療記録が改ざんなどをされないように証拠の状況を確認するという手続きです。
これを行うことが医療訴訟のスタートラインです。

実際には、1時間前くらいに、証拠保全に行きますというのが伝えられるので、少しの時間的な猶予があります。また、本来ある資料を出さない場合には無理矢理捜索というわけには行きません。
そういう意味では、限界のある制度であるとも言えます。

しかし、これをやらないと、後で資料を隠しているのではないかと疑心暗鬼になりますし、直接行くことで確実に資料を押さえるということが可能になるので、やることには十分な意味があります。