2015.06.09 [ 齋藤 健太郎 ]

長い!

さてこの名称をどのように略しますか。
ある人は,「フン処理」と呼び,ある人は,「フンセン」と呼ぶ。たまに「フンセ」と言っているようにも聞こえる。
誰も「コウフン」とは言わない。

それはどうでもいいのですが,わたくしは今年から,この公益のための財団の「斡旋委員」というお仕事を拝命しております。
この団体は,交通事故の被害に遭われた方から相談を受けて,保険会社との間の斡旋を行ったり,審査を行って裁定というものを下すところです。

なんだか難しい言葉が並びますが,ようするに私のような委員が間に入って調整して,話をまとめたり,ときには判決のような結論のようなものが出されることもあるということです。

私はいつも一方当事者の立場で主張して戦う仕事ですが,このような仕事では,どちらか一方の立場には立たないので,いつもと違ってとても新鮮です。裁判官がどのように考えたり悩んだりしているのかという観点からも少し考えるようになりました。

気をつけているのは,やはりしっかりとお話を聞いて,互いの言い分を良く理解することです。
そして,法的な観点からわかりやすく説明することです。
結局は,いつもやっている仕事と全く本質は変わらないのかもしれませんね。