2015.09.21 [ 齋藤 健太郎 ]

友達に「少年」の話をしていました。

とある昔の事件について,少年が売春をしてしまい,虞犯行為として問題となった・・・ということを話したのですが,その友達は,「へえ。男が男を相手にしていたのか・・・」という意味不明なことを言ってきました。

「?????」
最初は何がなんだかわかりませんでしたが,要するに「少年」というのが「男の子」という意味だと思ったのです。
ご存じのように,少年法というものがあり,そこでは男女にかかわらず,20歳未満の者を「少年」と定義しています。
そのために女の子であっても「少年」と呼ばれるということです。

日本語の感覚としてはおかしいのになぜこの呼び名にしようと思ったのでしょうか?
たとえば「若年」「未成年」などという呼び名もあったように思います。
全く調べていませんが,「少年」という言葉は元々,男の子を意味していなかったというのがあるかもしれません。
それが,次第に少女と少年に使い分けがされていったため・・・なのかもしれませんね。

ちなみにあのウィーン少年合唱団は男の子だけですね。