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お知らせ

証拠保全ってなんですか?

証拠保全手続というのは,医療事件において,病院にある医療記録などを書き換えたりするのを防ぐために,裁判所を通して,証拠をあらかじめ押さえるものです。

 医療記録は,本人や亡くなった方の遺族であれば,開示を求められますので,病院に対して請求することも出来ますが,その場合には時間に余裕があるので,病院にとって不利なところを隠したり,書き換えたりされるおそれがあります。
 そこで,時間的余裕を与えずに病院に行って,記録を確認するということが必要になるのです。
 この手続きをやっておかないと,後で,「隠されたかもしれない」「書き換えられたかもしれない」という疑念を持ってしまうことになりかねません。
 当事務所では,すでにカルテがある場合などを除き,ほとんどの事案において証拠保全をやっています。

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