2014.01.24 [ 神村 岡 ]

昨日,札幌弁護士会の遺言相続実務研究会とソニー生命との合同勉強会に参加し,ライフプラン作りを体験してきました。

ライフプラン作りで何をしたかというと,子供が何人で学校はどこに行かせ,どのような車や住宅を買い,いつどこに旅行にいったりするのかということを,できるだけ具体的に考え,そのためにはどの程度お金がかかるのかということを試算してみました。ソニー生命にはライフプラン作りのための便利なソフトがあり,いろいろと将来のことを思い描いていくと,いついくらくらいお金がかかるのかということがグラフで表示されます。

また,思い描いた将来のために必要な費用と,想定される収入を比べることで,どれくらいお金が余るのか,逆に赤字になるのかということも視覚的にわかります。

シミュレーションをしてみて強く感じたのは,老後に備えることの大切さです。
厚生年金,更には企業年金などに加入し,将来十分な年金を受給できるのであれば,それほど心配する必要はないでしょう。

しかし,自営業者の場合(弁護士もそうです),ある程度自動的に加入することになるのは国民年金のみで,国民年金によって老後にもらえる金額は1年間で79万円程度と,到底生活していくには足りません。

そのため,国民年金基金に加入したり,老後に必要と思われる金額を貯金したり,私的な年金に加入したりと,何らかの方策をとる必要があります。

そういう私自身も,今のところは十分な備えをしているとはいえない状況です。
この機会に,自分の将来設計を改めて見直してみようと思います。