2014.03.15 [ 神村 岡 ]

15日間にわたった中小企業診断士の実務補習が,今週の月曜で終わりました。

1企業当たり5日間ずつ,3企業で15日間でしたが,一つの企業に訪問してヒアリングをしてから報告をするまでの間に,1週間程度の中日が設けられており,その中日を使って作業を行わざるをえなかったので,なかなか大変な研修でした。

ともあれ,実務補習を終えましたので,4月から中小企業診断士として登録できることになりました。

診断士の業務は,中小企業に対する経営全般のコンサルティングです。組織のあり方,マーケティングの方法,財務面の改善など,中小企業の抱える様々な問題に対して解決策を提示します。

中小企業の中には,経営者が非常にしっかりしていて,診断士の方で改めてアドバイスできることはあまりないという企業もあります。15日間の実務補習の中でも,我々実務補習生が感心してしまうような経営をされている企業もありました。しかし,そのような企業は少数派ではないかと思います。

企業を長く続けていくのは大変なことです。企業の内部と外部で様々な環境変化が起こりますから,適切に対応し続ける必要があります。

診断士は,企業が持続的に発展していくための体制作りや,様々な環境変化への対応策をアドバイスをします。
経営について体系的に学んだことがない,自分の判断だけでは不安だという経営者の方に対しては,良き相談相手として使ってもらえる存在だと思います。
また,ベテラン経営者の方にも,普段とは違う切り口からの提案や,情報提供などでお役に立てることもあると思います。

経営相談に興味がおありの方は,法律相談のついででも構いませんので,是非お気軽にご相談ください。