トップページ > 弁護士BLOG

弁護士BLOG

齋藤健太郎弁護士 小西政広弁護士 神村 岡弁護士

漫画好きの血

2016.10.03 [ 齋藤 健太郎 ]

私も姉も小さい頃から漫画が大好きでした。
お年玉やお小遣いで買うのは常に漫画でした。
昔はコミックは1冊360円だったのですが,いまは高くなりましたね・・・。
我々の部屋は2階にあったのですが,いつも勉強するフリをして,漫画を読んだりしていました。引き出しにいつでも隠せるようにしながら読むというテクニックもありました。寝たフリをして漫画を読むのもいつものことでしたね。

しかし,敵(母)も我々を欺こうと,こっそりと忍び足で階段を上ってくるのですが,敵は階段を上る際に,足の関節が「パキッ」となるので,その音を注意深く聞いていれば,十分に対応できるのです。
なぜあんな音がしたのかいまだにわからないのですが,歩いていると自分の足からも同じような音がすることがあります。

そんな姉も40歳,来年には41歳になるのですが,いまだに漫画が好きなようです。
睡眠時間を削り,お金を相当使って(年間10万円以上),漫画を読み続けているとか。
某宝石店の店長という忙しい仕事をしながらも,漫画をあきらめないその気持ちには感服いたします。

その姉から勧められて「僕だけがいない街」という漫画を読みました。
少しだけ読むつもりが,気がつけば1日で8冊を全冊制覇していました。1日で5600円が飛んでいきました。
姉に報告したところ,「それでこそ私の弟」とのお褒めの言葉を頂きました。

次は何を読もうかな・・・。
しばらくクレイジーな姉には関わらない方が良いように思います。

明日は人生初のMRI

2016.10.01 [ 神村 岡 ]

先日,かなり久しぶりに整形外科に行きました。

アイスホッケーでフェンスに激突したのがもともとの原因にはなっていると思うのですが,1年以上前から左肩に違和感があり,1,2か月前から左腕を大きく上げると痛みが走るようになり,先日のアイスホッケーで何かやらかしてしまったのか,その2日後くらいから痛みが強くなり,何をしていても常に痛いという状態にまでなってようやく受診しました。

まずはレントゲンを撮りましたが,その結果,肩の骨の一部に少し盛り上がりがあり,症状からして,その盛り上がりの部分と腱?が擦れてどうにかなっている可能性が高いというようなことがわかりました。
そして,とにかく腱の状態を見るためにMRIを撮ってみようということになりました。

場合によっては手術も必要ということも言われ,気分はまな板の上の鯉ですが,MRIは初めてで,なかなか独特な経験ができると聞いているので,そこは少し楽しみです。

ただ,受診日にあれだけひどかった激痛は,その後2〜3日左肩を安静にしていたところ嘘のようにほとんど治まってしまいました。
腕があがらなかったのも,痛みのせいだったようです。
頓服で処方されていた強力な痛み止めも結局使っていません。

さて,どうなることやら。

原本と写し

2016.09.28 [ 小西 政広 ]

大学生の頃,法律事務所でアルバイトをしていた時期があります。

その時期に,「記録に頁番号を振っといて」といわれたので,素早く全記録に頁番号を振りました。

ボールペンで

酷く怒られましたね。

今自分が扱っている記録で,「原本」か「写し(コピー)」かを問わずにボールペンで番号を振られたことを想像すると恐ろしい。

いろいろなケースがもちろんありますが,「原本」は,この世に一つしかありません。

何らかの文書を原本として裁判所に提出する場合には,その作成者を明示して提出します。

その作成者の意思の顕れとして,その文書の中身になっているのだ,ということを証明するためです。

その中に,誰か他の人間が付した消えない数字が振られているとなると,その数字の作成者は,まさにその数字を書いた人あるいは書かせた人になってしまいます。

私のミスの事例では,その後さほど問題にはならなかったかもしれませんが,法律事務所での仕事で特に注意しなければならないことの一つです。

同様に,我々弁護士でなくとも,重要そうな書面に何らかのメモ書きなどしないようにしてください。

グーグルマップのおかげで

2016.09.28 [ 小西 政広 ]

交通事故現場に行かなくとも,グーグルマップを見ながら相談を受けると,事故の状況が具体的にイメージできるようになりました。

また,裁判の証拠として,グーグルマップが提出されることも多くなりました。

しかし,細かいけど,でも重要な事柄はやはり現場に行って初めて気がつくことが多いです。

過失割合で激しく争いになりそうな事案は,やはり現場に行くようにしています。

現場に行って初めてわかる,相手方の不自然な事実の主張を発見したときにはうれしいです。

裁判官は現場に行くことは殆ど無いんだと思っていますが,過失割合で本気で疑問をもったときには,プライベートな時間に見に行ったりしてるんでしょうかね。

ブログが思うように書けないときに思うこと(3)

2016.09.26 [ 齋藤 健太郎 ]

久しぶりに出ましたこのシリーズ。前はいつのことだったでしょうか。
たぶん(2)で終わっていたと思います。

先週は祝日が多く,リズムが狂いましたね。
なんとなく子どもを寝かせつけたまま早く寝てしまい,早朝から仕事をするような日を繰り返していました。
忙しいこともあり,大好きなドラマもほとんど観ませんでした。
おかげでまた司法試験に落ちる夢を見ました。二人で合格発表待ちしていたら,自分だけ落ちたという悲惨な夢でした。
起きてしばらくは自分が弁護士であるということを信じられませんでした。

最近,こどもにテニスを教えたり野球を教えたり将棋を教えたりしているのですが,これがまた思うように行かずにストレス。
親はこどもに期待し過ぎるので教えるのはあまり向いていないのです。
テニスプレーヤーの大阪なおみさんは,テニス未経験のお父さんが公園で教えたとか・・・。
うちの妻が,大阪さんは日サロで焼いたと思っていたのには唖然としました。
まあ,真っ黒な人は日本人でもいますけどね。

毎日仕事としてやることは尽きないのですが,キャパシティにも体力にも限界があります。
集中してやらないと質が落ちるのでただ長時間やればいいというものでもありません。
ただの言い訳のようにも聞こえるとしたら,それはたいした洞察力です。
それと同じでブログのネタもないときはどうやってもありません。

ところで宇宙に興味ありますか?
私はあんまりないんですよね。
宇宙人にも興味がありません。
最近のニュースでも宇宙ネタがちらほら出ていますが,だからなんだというのか・・・。
それだったらまだ恐竜の方が気になります。ティラノサウルスには毛が生えてたらしいですね。
ま一番気になるのは富山で頻発している地震ですね。
富山の議員の悪行に神がお怒りなのだと思いますが,できれば善人を巻き込まないで頂きたい。

そういえばアメリカの大統領選も気になりますね。
直接対決が行われるとか・・・トランプを支持する人が意外に多くてびっくりです。
それぐらい人の考えって違うものなのですね。そんなに違うのに互いに非難し合うことにどれくらい意味があるのか。
たまに思いませんか?自分の青色と他の人の青色は同じなんだろうか・・・なんて。
我々が共有していると思っているものは全て共同幻想なのですな。
うまいこと同じものを感じていると思っていることこそが驚くべきことなのかもしれない。

マンモグラフィ

2016.09.24 [ 神村 岡 ]

先日,婦人科のクリニックのオーナーの方とお話しする機会があり,乳がん検診の話になりました。

乳がんの検診はまずマンモグラフィを行います。
マンモグラフィでは,異常があると白い影として確認できるようですが,乳腺の濃度が高く脂肪の割合が高い高濃度乳腺の方の場合は,脂肪によって全体的に白く見えてしまいます。

そのため,異常があってもわからないという場合も当然あることになりますが,自治体によっては,高濃度乳腺のため異常が確認できなかった場合でも,単純に異常なしとして通知することになっているようで,札幌市もどうやらそのようなのです。

これではせっかく検診を受けても,異常があるのを見過ごすことになりかねません。

自治体の検診を受ける方は十分にご注意ください。

なお,先ほどのオーナー曰く,月に1度の定期的なセルフチェックが乳がんの早期発見には有効だそうです。

裁判という解決

2016.09.21 [ 小西 政広 ]

弁護士という仕事をしていると,当然ですが裁判に触れる機会が多くなります。

そんな中で,交渉でまとまりそうもないので裁判にしますか,というと依頼人が驚かれることがあります。

なんとなく裁判に対する感覚については,一般の方とずれてきているかもしれません。

一般の方からすると,

当事者同士で話をするよりも,弁護士を入れた方がより激烈な争いになり,裁判になるともう取り返しがつかない

そういうイメージなのかもしれません。実際この仕事をしていなければ,私もそういう感覚だったようにも思います。

しかし実際に弁護士の仕事をしている中で感じるのは,

当事者同士でのけんかが一番激しく,代理人である弁護士が双方についた場合には,きちんと法的な有利不利を認識した話合いがしやすくなり,更に裁判になると,確かに時間はかかるのですが解決しやすくなる,ということです。

ふと,裁判という言葉を気軽に発している自分に気がついて考察してみました。

通院交通費とは

2016.09.19 [ 小西 政広 ]

症状などによりタクシー利用が相当とされる場合以外は電車,バスの料金。自家用車を利用した場合は実費相当額。とされています。

ただし,自家用車を利用した場合の実費相当額なのですが,その実費は高速道路の費用や駐車料金の他,燃料代しか認められていないのが実務です。

運転をするということは,それ自体労務といえますし,運転手として事故を起こすリスクもある行為です。

公共交通の価格には,当然燃料代だけではなく,運転手の賃金だって当然含まれているわけです。

それなのに自家用車を利用した場合は燃料代しかみないというのはおかしい。

日本の損害賠償制度は,事故が無い場合と比較して事故を前提としてどのくらい金銭的に失ったかというその差額を賠償するということとなっています。

自分で運転をする場合に失うのは燃料代の他に運転の労務分も含まれるはずだと考えます。

車両保険

2016.09.17 [ 神村 岡 ]

自動車保険のメニューの一つとして,車両保険があります。

車が破損した際にその修理費用が出ますので,高額の修理費用がかかる場合にはかなり助かる保険です。

また,基本的には過失の有無にかかわらず支払われますので,事故の相手方からもらえる賠償額より高額の保険金をもらえるケースが少なくありません。
例えば,過失があればその分相手方からの賠償金は減額されますし,修理費用が車の価値を上回る場合には相手方からは車の価値相当額しか支払われませんので,車両保険金の金額の方が高額になります。

相手方との間の話合いが長引き,賠償額が決まらない場合にも,車両保険に入っていればすぐに修理費用相当額の保険金を受け取ることができます。

ただし,車両保険を使えば等級があがり,保険料が高くなってしまいますので,ごく低額な修理費用で済む場合には,使わない方が良いということもあるでしょう。

また,車両保険には保険金額(保険金の限度額)がありますので,修理費用がその金額を超える場合,修理費用全額を受け取ることはできません。

ともあれ,車両保険もしっかりかけておいた方が良いです。

相手に代理人が沢山就いている場合

2016.09.14 [ 小西 政広 ]

相手に代理人が沢山就いている場合,依頼者の方から多勢に無勢で心配だ,といわれることがあります。

このような場合の解釈が一つではないのはもちろんなのですが,

沢山の弁護士が全て同じ事務所である場合には,実際の担当者はその内の一部であることが殆どです。

担当している弁護士が裁判に急に出られなくなったときなどのために,念のため事務所所属の弁護士全員で受ける事としているわけです。ですから,人数は形だけということになります。

他事務所に亘って複数の弁護士が就いている場合には,難しい事件で自分一人では扱いきれないと判断し,得意な人と一緒に組んだりしていることもあります。この場合は,その分野を取り扱える自信がある弁護士が来るわけですから,相手としては注意が必要です。

当事務所では,形式的に名前を入れることはしていません。ですが,一人で受けている事件であっても,悩みがあれば常に事務所内弁護士で共有しています。

事務所内の弁護士同士で,それぞれに事件を扱った経験を共有することで,事件の進み方が多かれ少なかれ有利になることが多いのは事実です。

必ずしも弁護士の人数だけで判断できるものではありません。

<  | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 

ページ上部へ