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10年

2016.05.21 [ 神村 岡 ]

私は,札幌に来てこの春で10年になります。

その間,司法試験に合格して弁護士になり,結婚して家庭を築くなど,人生の中でも主要なイベントを経験してきました。

24歳だったのが34歳になりました。

10年というと,小学校1年生が高校2年生になるくらいの期間ですから,それを考えるとかなり長い気がしますが,実感としてはあっという間でした。

次の10年間は更にあっという間なのでしょう。

ちなみに,今乗っている自転車は札幌に来たときに買ったものですので,やはり10年ものです。
相当ヘビーに乗り続けているのにもってくれています。

これはこれで感慨深いです。

アメーラ

2016.05.21 [ 神村 岡 ]

滅多にないことなのですが,先日デパートで食料品を購入するということがありました。

デパートですから,普段行くスーパーには置いていないような珍しい商品,高価な商品が揃っていたわけですが,色々と勢いで購入してしまった中にアメーラというトマトがありました。

正確に言うと,アメーラトマトと同一ブランドのミニトマトであるアメーラルビンズという商品です。

最近,診断士の研究会でブランド作りについて勉強をしているのですが,このアメーラというトマトのブランドは,小さな規模の企業が有力なブランドを育て上げた事例として題材にしていたブランドでした。

それで,偶然見つけて迷わず購入したのです。

アメーラはその名前のとおりとても糖度の高いトマトです。
糖度が高いトマトは他にもありますが,アメーラはそのネーミングから始まって,マーケティング,パッケージに至るまでとてもよく考えられています。
アメーラルビンズはとてもかわいらしくパッケージされています。

皆さんも,もし見かけたら是非購入してみて下さい。

離婚の相談

2016.05.18 [ 小西 政広 ]

弁護士ドットコムという,弁護士を検索できたり掲示板で法律相談をしたりできるウェブサイトがあるのですが,

そのサイトの調査によると,離婚に関連した検索が増えるのは,1年のうち3月と4月だということのようです。

何となく実感と合っていたので目にとまりました。

今年の3月4月は離婚の相談が特に多かったような気がします。

でも毎年そうだったかといわれるとそうでもなかったかも。


相続放棄

2016.05.12 [ 神村 岡 ]

相続放棄の相談をよく受けます。

相談にいらっしゃる方は,被相続人が亡くなったのを知ってから3か月以内であれば相続放棄できるということは知っているケースが多いです。

しかし,その3か月を過ぎてしまうとどうなるのかということについては,知っている方はそれほど多くはないのではないでしょうか。

実は3か月を過ぎても,3か月以内に手続ができなかったことについてそれなりの理由があれば,相続放棄は認めてもらうことができます。

多いのは,当初は債務があることはわからなかったため,特に手続をとろうとも思わなかったけれど,実は多額の債務があることが3か月を過ぎてからわかったので,今から相続放棄をしたいというケースです。

このような場合,相続放棄は認めてもらえることが多いですが,しっかりと事情を説明する必要があります。

また,3か月という期間制限は,亡くなったときではなく,亡くなったのを知ったときから進行します。
そのため,実はだいぶ前に亡くなっていたという場合も,それを知ってから3か月以内であれば,相続放棄は可能です。

1点注意が必要なのは,相続財産を使ったり処分してしまったら,もう相続放棄はできないという点です。
そのため,被相続人が債務超過だった可能性があるときは,すぐに相続財産に手をつけないということが肝要です。

インスタント

2016.05.11 [ 小西 政広 ]

コーヒーの話です。

事務所でコーヒーをのむときは,豆を手でひくミルで自分でひいていれています。

しかし一度インスタントコーヒーの手軽さを知ってしまうと,手でひくのがめんどうで仕方がありません。

そして意外とインスタントコーヒーでも,コーヒーが飲みたいという欲求を満たすには十分な気がしてきて。

豆からいれると,インスタントにはないすっきりした感じはありますけどね。

電動のミルにしたらいいのかな。

近況報告

2016.05.10 [ 齋藤 健太郎 ]

最近はテーマ性のあるブログを書くことが多かったのですが,たまには流れのない,オチのない報告をするのも良いのではないでしょうか。
以下,GWを含む私の近況報告です。ご興味のない方は絶対に読まないように。

* GWはほとんどでかけませんでした。仕事もそれなりにしました。
一度だけ自宅でパーティー的なことをしました。ただ集まって酒を飲んだだけですが。

* 息子4歳にテニスを習わせることにしました。子供用のラケット,靴,球を買ってきました。
最近では,子供用の球があるようです。レッドボールとか名前がついているとのことでした。

* 「AKIRA」と「風の谷のナウシカ」の漫画全巻を大人買いしました。
ナウシカは漫画があることが知らない方も多いようですが,なかなか味があって好きです。
私はナウシカに恋をしていたことがありました。
AKIRAは今読んでも古さを感じさせない良い漫画です。

* 新しいドラマを見始めました。一つは,「The Last Ship」,もう一つは「ゲームオブスローンズ」というドラマです。どちらも演出が素晴らしく,どんどん見入ってしまいます。睡眠時間が奪われています。

* 最近,メールが調子が悪く,困っています。受信できたりできなかったりです。
メールが見られないというのはどれほど大変かとういことを知る良い機会になっています。

* 医療事件で,2件ほど訴訟前和解をさせて頂きました。
 依頼者の方にとって満足のいく良い解決になっていれば幸いです。

* 交通事故で一件和解をしました。難しい事件でしたが,医療事故の経験も活かすことができて,良い和解になったのではないかと思います。

* 新しい医療事件をここ1ヶ月くらいで4件ほど受任しました。

* 最近,酒を飲むとよく寝られません。寝てはいるのですが,熟睡感がありません。
バレリアンというハーブが不眠に良く効くというので購入を考えています。
とりあえずウコンの力とかハイチオールCとかは二日酔い対策に飲んだりしています。
効いているのかよく分かりませんが。

* 初めてペーズリー柄のネクタイを買いました。おじさんっぽくならなきゃよいんですが。

おわり

花粉症

2016.05.06 [ 神村 岡 ]

連休もそろそろ終わろうとしていますが,私は花粉症を患ってしまったようです。

先日,とても気持ちよく晴れた暖かい日がありましたが,我が家ではモエレ沼公園に行ってきました。

とてもよい休日を過ごせたのですが,モエレ沼公園に滞在中から,くしゃみやら鼻水やらが大変なことになってしまいました。
北海道特有の白樺花粉のせいでしょう。

その後も鼻水は続き,頭が重苦しい感じもしてきました。

翌日に市販薬を飲み始めたところ徐々に効き始め,今では症状はかなり治まっているのですが,花粉のよく飛ぶ良い天気の日にはまたぶり返すのではないでしょうか。
少し気が重くなります。

これまで花粉症は経験したことがなく,今年が初めての発症です。
体調管理を万全にして,いざというときは市販薬に頼ってなんとか乗り切ろうと思います。

胃カメラ

2016.05.04 [ 小西 政広 ]

個人事業主ですから,自分で健康診断のスケジュールを立てなければなりません。

札幌弁護士会から人間ドックの案内は来ますが,何となく一日中検査というのも嫌なので,思いついたときに思いついた項目で検査をしています。

先日は胃カメラを飲んでみました。

昔一度飲んだことがありましたが,そのときはものすごい辛かったです。うまくのみこめなくて。

恐る恐る,嫌々受けましたが,二回目だからなのか,先生がうまかったからなのか,それほど辛くなかったです。まあ吐きましたけど。

特に異常もないということでしたので,皆さま今後ともよろしくお願い致します。

不謹慎ってなんだ?

2016.05.03 [ 齋藤 健太郎 ]

どうして日本人って,反省とか謝罪とかが好きなのでしょうか。

先月,最高裁が,有識者委員会による検討も踏まえて,ハンセン氏病患者に対するこれまでの裁判の扱いについて,調査報告書を作成し,「違法」だったとして謝罪しました。
しかし,最高裁は,平等原則違反,裁判の公開違反という点については,憲法違反であるとは認めず,「違憲」ではなく,「違法」であるというにとどめました。
私は,この話を聞いて,ニーチェじゃありませんが,「日本的,あまりに日本的」と思いました・・・。

同じ扱いをできる状態にあったのに,それを実現しなかったのですから,憲法違反であることは疑いようがない事実です。
公開していたかどうかという問題はなんとか言い逃れできるとしても,平等原則違反は,有識者委員会もはっきりと明言しているように違憲以外のなにものでもないはずです。
そこに,極めて官僚的な保守的発想が入ることによって,どうしても違憲と言いたくないということになるのでしょう。
その一方で,なぜか謝罪はするというバランスの取り方をするのかが本当にわかりません。
そんな謝罪よりも,憲法違反であったと明言することの方がどれほど救いとなったことか。

とか思ってたら面白いニュースに触れました。

以下,毎日新聞のニュース記事より。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000070-mai-soci

「停職期間中に不適切な内容をフェイスブックに投稿したとして、岐阜県池田町は2日、同町民生部住民課の女性主事(30)を地方公務員法(信用失墜行為の禁止)違反に当たるとして懲戒免職にした。免職処分について、田口貴弘総務部長は「反省すべき停職期間中に町の信頼を損なう行為をした責任を重くとらえた。反省の様子もみられず妥当な処分」と話している。
 町によると、元主事は勤務時間外に名古屋市で接客の仕事に従事し、300万円程度の報酬を得たとして昨年11月、停職6カ月の懲戒処分を受けた。その直後、自身のフェイスブックに旅行先で食べたカニの写真や「ママ友と海鮮ざんまい」とのコメントを投稿。住民から町に「停職中なのに不謹慎」との批判が寄せられた。
 上司が注意したが、元主事は今年3月、旅行先の奈良県で食事した時の様子をフェイスブックに投稿。肉や野菜の写真とともに「食べ過ぎて撃沈。動けない。誰か助けて」とコメントしていた。」

まあ,停職自体は相当でしょうし,いかにも不謹慎なことは認めます。

しかし,停職中に旅行したり美味しいものを沢山食べたらダメというのは何か明確な決まりがあるのでしょうか?日本人の大好きな「反省」が暴走していないでしょうか?

停職については,国家公務員法83条に「職員としての身分を保有するが,その職務に従事しない」「停職の期間中給与を受けることができない」とされており,岐阜県池田町の「職員の懲戒の手続及び効果に関する条例」にも同様の定めがあります。

給料を全く受け取れないという重大な処分を受けており,それが処分の主体ですので,その間の行動について自宅で大人しくしていなければならない義務は直ちに導き出されないように思うのです。それで信用失墜行為として懲戒免職までするのは,やや処分として合理性を欠くのではないでしょうか。

それにしても,この女性は賢くはありませんね。SNSに二度に亘って出しちゃうとは。

ねえ,賢い人々は,とりあえず謝って反省したフリをするんだよ・・・などとつい思ってしまいますね。

裁判官の訴訟指揮

2016.04.29 [ 神村 岡 ]

ドラマは見ていませんでしたが,先日,下町ロケットを小説で読みました。

主人公の会社は,序盤は資金繰りや特許訴訟で危機的な状況に陥るものの,その後は「下町ドリーム」を実現させていくという内容でした。
劇的な展開や社長の心の葛藤がとても面白かったです。

特許訴訟については見事な逆転劇でしたが,訴訟の終盤で,裁判官が,相手方企業が大量の証拠を提出して訴訟の遅延を図ったのを一蹴し,主人公の会社側の実質的勝訴となる和解を勧告するという一幕がありました。

とても気持ちのよい,素晴らしい訴訟指揮ですが,現実には裁判官も色々な方がいますので,このような素晴らしい訴訟指揮をする方ばかりではありません。
特許訴訟ではありませんが,私が担当した案件でも,裁判官が言うべきことを言ってくれていればより早期に解決できていたのにと思うものあります。
小説の中では,訴訟の遅延行為は相手方の会社にとって常套手段だったようですから,これまでの裁判官相手ではまかり通っていた策略が今回に限ってはだめだったということなのでしょう。

裁判官には数年毎に転勤がありますので,4月には裁判官が交代することもあります。
私が担当している案件でも,この春から担当裁判官が変わったものも何件かあります。

まずはお手並み拝見というところです。

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