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謎シリーズ

2014.08.19 [ 齋藤 健太郎 ]

第1の謎

ある男性が地下鉄に乗ったところ,目の前に座った女性が余りに素敵なのでiPadで録画をしました。
すると隣の正義感溢れ出る男が彼を警察に突き出し,彼は「女性を著しく羞恥させ,不安を覚えさせる行為をした疑いにより現行犯逮捕されました。

さて,北海道迷惑行為防止条例なるものの該当しそうなところを見てみましょう。

(卑わいな行為の禁止)
第2条の2 何人も、公共の場所又は公共の乗物にいる者に対し、正当な理由がないのに、著しくしゅう恥させ、又は不安を覚えさせるような次に掲げる行為をしてはならない。
(1) 衣服等の上から、又は直接身体に触れること。
(2) 衣服等で覆われている身体又は下着をのぞき見し、又は撮影すること。
(3) 写真機等を使用して衣服等を透かして見る方法により、衣服等で覆われている身体又は下着の映像を見、又は撮影すること。
(4) 前3号に掲げるもののほか、卑わいな言動をすること。

はて,どれに当たるのでしょうか?(2)は衣服下の身体や下着じゃなきゃいけないので,あたらないので,(4)しかありません。地下鉄で女性を撮影することは「卑猥な言動」にあたるのですか?
無許可で人を撮影することは卑猥ではないでしょう。
無許可で異性を撮影することも卑猥ではないでしょう。
では,何が卑猥だったのでしょうか?
女性が男性を撮影しても卑猥?
下半身を含めて撮影すると卑猥?服の上からでも?
チアリーダーやレースクイーンを撮影している人達はみんな卑猥?

この方は,名前も職業も全てニュースに流されてしまいました。もし条例に該当しない可能性があるとしたら,実名報道には慎重であるべきではなかったでしょうか。
私には謎です。

第2の謎

ある病院の院長が,院内でエボラ出血熱の対策会議を開いたことについて,フェイスブックで投稿した際,「ちなみにエバラは焼肉のタレです」,「ズボラは私」とコメントしたところ,大変な騒ぎとなった。

はて,日本という国はいつから冗談が全く許されない国になったのでしょうか。
フェイスブックで,エバラとかズボラとかだじゃれを言うことがなぜ不謹慎になるんでしょうか。
たしかにどう考えてもおかしなことを言っている方々もいますが,はっきりいってそれぐらいどうでもいいじゃんという感じです。
エバラの焼肉のタレってそんなに不謹慎なのですか?
ズボラな自分を卑下することってそんなに不謹慎なのですか?
エボラ出血熱という言葉から違うことを連想することは許されないのでしょうか。
ちなみに私がいつも吹いているのは大ボラですし,スピリチュアル系の有名人はエハラさんです。
世間のダジャレ系オヤジはフェイスブックやツイッターは直ちに止めた方が良いでしょう。

謎シリーズ,今日はここまで。

盆踊り

2014.08.15 [ 神村 岡 ]

歌と踊りが好きな息子のために,お盆休みの間に,地域の盆踊りに2回ほど顔を出しました。

それぞれ違う場所で開催されたもので,規模は違いましたが,歌と踊り,地域の町内会が主催して地域の老若男女が集まるという点,最後に参加品がもらえるという点で共通していました。

盆踊りに顔を出したのは,大通公園の盆踊りを見学したのを除くと,ほんの小さな子供の頃のことで,ほとんど記憶もありません。
小学生くらいまでは顔を出して,その後は親になるまで行かなかったという方は結構多いのではないでしょうか。

私も子供と一緒に見よう見まねで踊りました。
全く見ず知らずの人と一緒に何かをするというのが,あまり機会はないので新鮮な感覚でした。

歌と,輪になって踊る人々,夜空に浮かぶ提灯が醸し出す独特の雰囲気は,盆踊りならではだと思います。

また,盆踊りに限られるものではありませんが,地域の老若男女が参加する盆踊りというものは,地域の人々の交流の機会を提供してくれます。
特に,子供が大勢参加しますので,大人が地域の子供を一緒になって見守っていくという雰囲気が生まれるような気がしました。

良い伝統行事だなとしみじみ感じました。

北海道ボディビル選手権

2014.08.13 [ 小西 政広 ]

日曜日に行ってきました。

まさか自分の人生でディビルの大会を観戦しに行くことがあるとは思っていませんでした。


今年の1月からトレーニングの指導をして頂いている先生が20年ぶりに出場するということで,応援です。

横一列に並んだ7人の裸の男達。司会の指示によって,それぞれ同じポーズを次々ととっていきます。

そしてパンツには番号札が。

「10番でかい!!」と観客。

これは何となく分かります。筋肉がでかいのでしょう。でかい方がやはり点数が高いようです。

「10番切れてる!!!」

??

よくわからず,圧倒されまして,声援の出し方がいまいちで終わってしまいました。

よく知ったものにばかり触れているのもよくないんだな,と実感した一日でした。

パロディと同人誌

2014.08.12 [ 齋藤 健太郎 ]

同人誌というものを読んだことはありますか?
私はほとんどありません。
しかし,たまたまネットで,同人誌を販売しているのを目撃しました。

ジ○リのあの有名なキャラクターが空飛ぶ姐さんと言われて飲んだくれています。
清純なイメージのキャラが酒浸りで,他のジブリキャラと女子会を開くというくだらないものですが,はっきりいって面白い。
また絵がうまいんですよね。

たしかにジブリファンにとっては許せない行為なのかもしれません。モノマネと共通する問題で,見る人が見たら不快になるというものです。
そして言うまでもなく著作権法の複製権,翻案権等の侵害になる可能性が極めて高いでしょう。

実は,いわゆるパロディが著作権法違反になるかについては昔から議論があります。
裁判では,基本的にはパロディだというだけで許されることにはなりませんが,適切な引用といえるような場合には許容されることもあります。
アメリカでは,フェアユース(公正な利用)という考えがあり,パロディはそこに含めて許容されることがあるとされていますが,日本ではそのようなものはないので,なかなか認めにくいという事情もあります。

でも,表現の自由というものは,批判的なものや皮肉(風刺)などを自由に行うことに価値があります。社会的に広く受け入れられているものでも,見方を変えると問題を孕んでいることもあります。いわゆる騙し絵のように,全く違うものが見えるのに,誰かがそれを指摘しないとわからないこともありますが,そのときに騙し絵自体を示すことができないとすればあまりに窮屈でしょう。
表現方法の一つとしてパロディというものがあるとすれば,あまり規制を強くするのではなく,ある程度は許容していくことも社会のあり方としてはあるのではないでしょうか。

なぜモノマネって面白いんでしょうかね?
その人を見ているときには最高に格好いいと感じているのに,モノマネを見ると笑ってしまう・・・だからといって本人の価値が損なわれるわけではないのですから不思議です。

「すき家」の第三者委員会報告書を読んで

2014.08.09 [ 神村 岡 ]

牛丼チェーンの「すき家」で違法な労働環境が問題になっていた件で,先日,その問題の調査をしていた第三者委員会の報告書が発表されました。


その内容を見ると,「すき家」において,サービス残業や労働基準法上の制限を大幅に超過した残業,様々な面で問題のある深夜の一人勤務など,それまでの違法な労働環境が浮き彫りになっています。

また,そのような状態に陥ってしまった原因についても言及されています。
現経営陣には,自分たちも同様に過酷な労働に耐えて「すき家」をここまで大きくしたという自負があり,それを従業員に求めることも当然許されると考えていたようです。

当然ながら,自分たちもやったことだからと違法な労働環境を押しつけて良いはずがなく,正当化は出来ないと思います。端的に,経営陣には問題意識,危機感が欠如していたといえます。

しかし,「すき家」が第三者委員会を設置して外部の目で徹底的に労働環境を調査してもらい,違法な労働実態を改善していく覚悟を示したこと自体は,評価されるべきことだろうと思います。
第三者委員会の調査を受け,その報告書を公にしたことで,「すき家」は労働環境に関する膿を全て出し切り,正常な経営に向けて舵をきったといえるでしょう。

第三者委員会が行った従業員に対するアンケートでは,会社に対する厳しい声だけではなく,会社を思う声も数多くよせられたということです。
このような従業員こそが会社の財産であるという報告書の一節には,正にそのとおりだなと思いました。

オメガ3系とオメガ6系

2014.08.04 [ 齋藤 健太郎 ]

オメガ星雲なるものがこの宇宙にはあるらしいですが,人体という名の宇宙にも色々なものが潜んでいるようです。

私の娘は,じんましんになったり,アトピーっぽいところがあるので,アレルギーの専門の医師に診てもらったところ,運動誘発性アナフィラキシーであるとの診断を受け,さらに,肌をみて「これは油だ」という判断をもらったとのことです。

その際に大豆油などの油を極力避けた方が良いといわれたので,調べてみると,油にはオメガ3系,6系,9系などがあり,そのバランスが崩れるとアトピーとかになりやすいとか。

揚げ物や炒め物など,大豆油を使っているものを避けるとほとんど食べられるものがなくなってしまいます。意外なことにマーガリンを使っているパンも駄目だとのこと。

私は和食好き,魚好きなので別にいいんですが,娘はハンバーグが大好きなので可愛そうです。
でも,健康に育つことが何より大事ですよね。心を鬼にして,自分だけハンバーグ食べることにします。

氷泥棒

2014.08.02 [ 神村 岡 ]

先日,スーパーの保冷用の氷を買い物もしていないのに大量に持ち去ろうとした人が,窃盗罪で逮捕されたというニュースが流れていました。

ただで使えるものとは言っても,スーパーに置いてある氷は買い物客が買った食品を保冷するために提供されているものであって,何も買っていない人が持ち去ることは予定されていません。

そのため,買い物もしていないのに氷を持ち去るのは窃盗罪に当たります。窃盗罪に当たるかどうかはともかく,まずいことだというのは常識的に考えればなんとなくわかりますよね。

もっとも,持ち去った量が少量だったり,店長から制止されてやめていれば,逮捕までされることはなかったと思います。やりすぎだったということですね。

逮捕後,その男が「窃盗だとは思っていない」と弁解していたそうですが,今頃はさすがに後悔しているのではないでしょうか。

どうせ無料だから問題ないだろうということで同じようなことをしている人は,程度の差こそあれ,全国に数多くいると思います。

今回の逮捕は,そういう意味でかなりインパクトのあるものだったのではないでしょうか。

鉛筆

2014.07.28 [ 小西 政広 ]

その昔,法律事務所で事務員としてアルバイトをしていた学生時代。

ボスの弁護士から,「これに頁番号ふっといて」

勢い勇んでボールペンで書ききりました。

結構怒られました。そして呆れられました。

渡された記録の中には,いわゆる「原本」が入っていたわけです。

証拠のコピーじゃない,証拠そのもの。証拠そのものなので,その書類を作成した人が作成したままの状態で保管しておかなくてはいけない。

たとえば,1000万円の借用書に,私がメモ書きで,端っこに,「500万円!!」とかかいてしまったりすると,それを当事者が書いたかどうかが争われ,「貸した額が500万に変更されたのではないか?」と無用の争いが生じたりするわけです。

そんなわけで,当事務所には,鉛筆削りがあり,削られた鉛筆を常備しております。

消せるので。

ちなみに司法試験は,鉛筆で書くと答案無効です。

世の中複雑ですね。

男はなぜ筋トレをするのか

2014.07.28 [ 齋藤 健太郎 ]

うちの小西弁護士が週に1回ジムに通っていて,だんだんと筋肉がついてきたと自慢してきます。
実際には,その筋肉の上に柔らかい脂肪がついているのでそれをまずは落としてみてはどうかと進めているのですが,「自分は痩せることはできない。痩せるのはできないが筋肉をつければいいんだ」の一点張りで,聞く耳を持ちません。

男がどうして筋肉をつけたいのかを考えてみましょう。
1 女性に筋肉をつけた姿を見せてモテたい。
 これはそれなりにあるのではないでしょうか。少なくともひ弱に見られたくないというのはあると思います。
 しかし,実際にはボディビルダーみたいな筋肉男を好きな女性というのは少なく,いわゆるソフトマッチョといわれる部類が一番モテるのではないでしょうか。そしてソフトマッチョを実現するには筋肉をつけるよりも皮下脂肪を減らすことが重要だと思います。
2 自分が筋肉がついていく姿を見て興奮する。
 これもありありですね。なぜか知りませんが,男は自分の身体に筋肉がついている姿を見るとなんともいえない恍惚感を感じるようです。しかし,武士でも軍人でもない我々には筋肉はほどほどあれば十分です。実際には筋肉があったから出世するわけでもセレブになるわけでもありません。ハリウッド俳優は別でしょうが。
3 健康のため
 ターザンとかいう雑誌では,筋肉をつけることが不可欠であるかのように扱われていますが,やっぱり筋肉がないと不健康なのでしょうか?ダイエットのための筋トレというのはあるかもしれませんが,重力に逆らうことができればとりあえず十分な気もします。

女性の場合だと,筋トレをするのはダイエットのためとか冷え性解消のためという理由が多いのではないでしょうか。
筋肉をつけた姿を人に見せたいからとか,筋肉がついた自分を見ていて興奮するからという理由ではありませんよね。
まあボディビルダーには女性もいるのでそういう方もいるのかもしれませんが。
英語で筋肉のことをmuscleといいますが,musculineという言葉は男性的なとか男らしいという意味になります。
アバクロという服のブランドでも,男性ものは「muscle」となっていますね(アバクロについては,過去ブログ参照。4年前には私もナイスバディに近づけるために運動を始めるなどと宣言していたようです)

男と筋肉の関係はなんだか深そうです。
小西弁護士に会ったら筋肉を褒めてあげてください。

ロースクール時代といわれる日がくるのか

2014.07.28 [ 齋藤 健太郎 ]

ロースクールを志望する人が減っているというニュースを良く目にするようになりました。

私は,ロースクールの1期生で,約10年前にロースクールの1年生として北大に通っていました。
私にとってのロースクールは,共に勉強する仲間と優れた教師がいて,議論をして徹底的に考え抜くという訓練をさせてもらった場所でした。一人で机に向かうだけでは得られないことが沢山あったと思います。

しかし,今ではロースクール廃止論も強く,「予備試験」というロースクールを卒業しなくても司法試験を受けられるという試験が人気になりつつあるようです。

土曜日に北大ロースクールで共に勉強した弁護士の結婚式がありました。
そこで久しぶりに同期の弁護士と会い,思い出話をしました。その頃の自分を思い出すと本当に勉強ばかりでしたが,同じ状況で同じ思いで過ごす人達がいなければそこまで頑張れなかったかもしれません。
ちなみに,私が実は弁護士になってはいるもののまだ試験があってそれに受からないと資格を失ってしまうという夢を見るという話をすると,かなりの人が同じ夢を見ると言っていました。うなされて目が覚めたときに,本当は試験がないことを確認したときのあの安堵感・・・。

私としては,北大ロースクールには感謝していますし,そこで共に過ごした仲間も貴重な存在です。
ロースクールがより優れた制度として存続することを望みます。

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